COLUMNコラム

飲食店で大半を占める「アルバイト」を頼れる戦力にするために

「ただのアルバイト」でも強力な戦力になり得る

人件費は経営コストの中でも一番高額になるものです。
近年では、スマートキッチンなどのAI化の進展もみられるため、そこに力を入れて人件費を削るということも可能なのですが、やはり従来型のサービスを、そして「サービスの質」ということを高品質に保つことを考えるならば、どうしても「人を雇う」ということは避けられなくなります。

そこにおいてどのように人件費を削るのかというと、一つ王道な方法として、コストのかかる正社員を雇うよりも、アルバイトを多く雇うという方法です。

たかがアルバイトでも、いるといないのとでは大違いです。
飲食店を経営されている方、実際にバイトとして入られた方は身を持って実感されている方も多いかと思いますが、やはり、その日居るはずの誰かが抜けてしまうということが起こった場合、労働の比重が崩れ、こちらが大変になるだけではなく、サービスの質というものがおろそかになってしまいます。

しかし、やはり正社員と比べてアルバイトというのはサービスの質が落ちてしまいがちです。
そこで、可能な限りアルバイトで、かつ高い品質の接客を実現するためにはどうするかということを考えてみましょう。

アルバイトを戦力にする為のモチベーションマネジメント

「アルバイトをできるだけ素早く戦力にする」ということは飲食店経営者にとって永遠の命題です。
マニュアルを作るというのも一つの方法ですが、別の観点で、そしてなによりも重要となるのが「アルバイトのモチベーションを高める」ことです。

もちろん、アルバイトのモチベーションを高めることができれば、仕事へと態度も断然違い、いろいろなことを素早く吸収してくれるようになるのですが、「それをどのようにするのか」というところがどの店長様も頭を抱えているところだと思います。

そこで一番重要となるのはやはり、スタッフとのコミュニケーションでしょう。

スタッフとの意思の疎通が出来ていないと、働いている際に、「思い通りに動いてくれない」と思うことが多くなり、結果的に悪い空気が流れ、モチベーションの低下につながってしまいます。

そういった場合、定期的に話し合いの機会を設けたり、言葉でしっかりと伝えて、評価をしてあげるということを怠らずにしっかりとやっていきましょう。

店長が積極的に動くことで、店自体に活気が生まれ、アルバイトにもモチベーションが生まれてきます。

「従業員満足度」を高める店舗設計とは?

上記のように 店長自身が動くということはとても大切なことなのですが、「店舗設計」というところを見てみても「従業員満足度」を高める工夫を施すことが可能です。

通常「動線設計」というとお客様側のことを指しますが、クリアデザインでは、従業員側のことも考えた動線設計も同時に行っております。

労働環境のことも考えて、新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。