COLUMNコラム

赤色がもたらす心理的効果で店舗のイメージアップ

店舗デザインにおける「色」の重要性

色が飲食店に及ぼす影響の大きさは、以前、このクリアデザインのブログでもお伝えしてきた通りです。
– 全ての人に優しい「カラーユニバーサルデザイン」とは?
– カラーマーケティングを考える。中間色の「緑」
– 「照度」や「色温度」の基本のき。飲食店の雰囲気を照明で変える

今回はそんな色の中でも特に「赤色」について考えていきたいと思います。
「赤色」を用いている飲食店といえば、ラーメンの看板などを思い浮かべることができます。他にも夜のバーやホストクラブなどのレッドカーペットを思い浮かべる方もいるかもしれません。

このような赤色は一体飲食店においてどのような効果があるのでしょうか?

赤がもたらす心理的効果

色彩学の観点からいえば、暖色である赤は 情熱的でエネルギッシュな気分にさせる色と言われています。
また、対象のものを赤色にすることで、そのものの魅力度が増すと言われています。

加えて、赤には時間の経過を早く感じさせる効果があり、赤を見ると興奮を感じやすくなり、人の体感時間も早くなるということに繋がっています。

つまり、「回転率」を上げることにも役立つのです。

これを踏まえると、ラーメン屋の内装に赤色が多いのは、単純に「中華」の系統であるということだけでなく、このような効果を狙ったものとも捉えることができます。

飲食店に限った話をすれば、赤を含む暖色系の色を使えば料理を美味しく見せることが可能です。

赤色は「暖色」という通り、ものの温度を高く見せるような効果があります。また、赤はアドレナリンを分泌させる作用があるため食欲促進効果もあると言われています。

以上のように赤色というのは飲食店にとって非常に効果的な色と言えるのです。

自分の店舗に一番似合う赤を

赤色もワインレッド、チェリーレッド、トマトレッドなど様々な種類があります。

上記に書いた赤色の効果と共に、ご自身の店舗に赤色をどのような形で取り入れたらいいのかを考えてみましょう。

私たちクリアデザインでは、色も含めたトータルデザインでオーナー様のご希望通りの店舗を実現可能です。

新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。