COLUMNコラム

飲食店にとってトイレは「お客様へどれだけ配慮しているかが分かる場所」といっても過言ではありません。
人気店や女性客が多い店のトイレは、常に清潔に管理されています。
なぜここまで、女性客へ配慮すべきなのでしょうか。

それは、女性が「消費における決定権の8割を握っている」からです。
つまり、女性客が多いか少ないかで、お店の経営は大きく左右されます。
飲食店としてトイレに気を配ることは、女性客を増やすためには欠かせない最低条件なのです。

当記事では、女性へ配慮したトイレの条件とは何かを
・ 飲食店にトイレの清潔感は欠かせない
・アメニティがあると、満足度もアップ！
・女性に喜ばれるトイレのデザインへ
これら3つをテーマにお伝えします。

トイレの環境を最適に整えることで、さらに自信を持った営業に繋げていきましょう。

飲食店にトイレの清潔感は欠かせない

そもそも男性と女性では、トイレに求める環境が違います。
男性は、順番を待たずに用を足せ、髪形を整えられるほどの鏡があれば十分、と考える人がほとんどでしょう。
一方女性ではこれらに加えて、化粧直しや子どものトイレ、女性同士の懇談の場にもなります。

つまり女性の方が滞在時間が長く、清潔感や雰囲気など、空間が気になるのです。
またトイレの印象はそのまま、お店の印象に繋がります。
汚れていれば「ここの店員さんは気にしないんだな」など、従業員の在り方まで評価されてしまうのです。

飲食店の売り上げに重要な口コミなども、その多くは女性が生み出しています。
飲食店の味、接客、空間など全ての要素は、「清潔感」あってのものだということです。

アメニティがあると、満足度もアップ！

飲食店のトイレは、多くのお客様が来店時に一度は使う場所です。
特に多くの女性の場合は化粧直しなど、身だしなみのために使います。
そのため気配りを目的にした手段として、「アメニティ」を置くことも良いでしょう。
マウスウォッシュや歯間ブラシ、生理用品や衣類消臭スプレーなど、使わずとも配慮を感じてもらえるだけで価値があります。

アメニティを置く際は、アメニティが理由で清潔感が損なわれないように注意しましょう。
散らかっていたり、水滴が飛んでいたりすれば、本末転倒です。
管理できる程度のモノや量に抑えることが、清潔感を保ち、配慮を感じてもらえるポイントです。

また、空間にも配慮するという目的では、香りの強すぎない芳香剤や空気清浄機などを置くことも良いでしょう。
大切なのは、配慮を通してお客様に感謝を伝えることです。

女性に喜ばれるトイレのデザインへ

トイレを清潔に保つことの本来の目的は、数多の飲食店から自店舗を選んでくれたお客様に、最初から最後まで快適に過ごしてもらうためです。
その結果、女性客が増えたり、売上が増加したり、口コミがあったりするのです。

トイレは間接的に、お客様に感謝を伝えられる場所。
そう考えると、トイレを清潔に保つことの意味を、より深く実感できるのではないでしょうか。
弊社クリアデザインではご飲食を堪能するお客様、店内で働く従業員のどちらにも快適な空間を提供します。

「人間中心設計」という考えを軸に空間設計を行っており、オーナー様に設計者の考えやデザインを押し付けることは致しません。
お客様の夢やこだわりに寄り添った空間づくりを、共に行っていきます。
新店舗をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。