COLUMNコラム

こんなお店なら毎日でも行きたい!女性に愛されるお店づくりのコツとは?

女性を取り込むことが飲食店の売り上げアップの鍵

さまざまな企業の調査から、市場全体の消費のうち、実に8割に女性が関与していることが明らかになっています。そのため、飲食店でも、女性を取り込むための施策が飲食店の売り上げアップの鍵になるといわれています。

購買決定権が女性であるというだけでなく、以下のように女性客を取り込むメリットは少なくありません。

・SNSによる拡散によって、店舗の認知度が高まる

・遅くまで仕事に従事する男性と違い、早い時間帯に来店が期待できる。とくに平日のアイドルタイム減少に効果がある

・カクテルなど原価の低いドリンクの注文数が増え、利益アップにつながりやすい

・デザートの注文数が多い

・メンバーズカードを大切にする傾向があり、リピーターにつながる

・グループで利用することが多く、客単価アップにつながる

・女性が多い店舗はさらに女性客が入りやすいため、好循環を生みやすい

コストよりもコスパ。納得感のあるサービスを

いろんなものを少しずつ食べたいという欲張りニーズを満たすのもよいでしょう。複数のメニューを味わえるプレートメニューなど、バリエーションを重視したメニュー開発が効果的です。

食材が新鮮であることはもちろんですが、とくに野菜に関しては素材の良さ・ユニークさをアピールするのも、健康やアンチエイジングに関心がある女性の集客に有効です。農家と直接契約していることをアピールしたり、ロマネスコ、ビーツ、スティックセニョールといった珍しい野菜を取り入れたりして、ここでしか楽しめないと思ってもらえるような納得感のあるサービスを提供したいところです。

イベント性の高いサービスで感動の演出を

女性客を取り込むにはどんなサービスが効果的でしょうか。もっとも効果的な施策の一つといわれるのが、イベントや行事を意識したサービスです。「クリスマス」や「ハロウィン」「バレンタイン」「ひな祭り」「母の日」「イースター」など、定番イベントはもちろん、「誕生日」「結婚記念日」など個人の記念日に合わせて特別感のあるコースやメニューを用意することで、女性の来店促進が期待できます。

SNSによる拡散を想定したメニュー開発も欠かせません。料理の味やクオリティ、適正な価格設定ができていることはもちろんですが、誰かに教えたくなるような華やかな見た目の商品開発に力を入れることで、「口コミ」による集客効果が期待できます。カラフルな商品や素材感・鮮度の高さがわかりやすい立体的な盛り付けの商品のほか、シャンパン鍋のようにテーブルでの実演で完成する商品を導入するのもおすすめです。

長居したくなる居心地の良いレイアウト&インテリア

女性客が飲食店において最重要項目としているのが「清潔感」です。とくに注意したいのがトイレ。忙しい時間帯でもこまめに確認して鏡や蛇口の汚れを落としたり、アメニティを充実させて美しく整頓したりして、清潔感を保つことが大切です。

テーブルやチェアのレイアウトに余裕をもたせたり、お客様同士の視線が交差しないよう工夫したりするのも居心地の良さに大きく貢献します。観葉植物をおいたり、間接照明を採用したりしてリラックスを促すのも良いでしょう。

女性に支持されるお店づくりをコンセプトから

女性に支持される店舗を実現するには、メニューやサービスだけでなく、インテリアを含めた徹底した空間づくりが欠かせません。クリアデザインでは、「人間中心設計」をテーマに、コンセプトの立ち上げから、業態に合ったプランをご提案しています。新店舗出店や改装をお考えのオーナー様はぜひお気軽にご相談ください。