COLUMNコラム

居酒屋やバーのオーナー様必見!平日の集客率を上げる方法

客層を広げようとするのでなく、あえて絞り込む

週末は相応の賑わいを見せている居酒屋やバーであっても、平日となるとどうも思うように集客率が上がらず、手をこまねいているオーナー様も多いのではないでしょうか。もしかしたら、客層を広げようとする施策が裏目に出ているかもしれません。思い切って客層を絞り込む方に舵を切ってみてはいかがでしょうか。

たとえばおすすめなのが、お祝いごとや仏事向けのマーケティングです。個室のある店舗であれば、小さなパーティーや集まりに特化した集客戦略を打つことが可能。バースデーパーティーや法事に特化した商品開発を行い、グルメサイトや店内POPなどで訴求を高めることで、数名から10名程度の少人数の予約を毎日獲得している事例は少なくありません。

また、近くに住宅地があるようなエリアの店舗の場合、時間に余裕のある地元のシニアをターゲットにするという手もあります。コミュニティの場として機能することができれば、横のつながりで相応の集客率が期待できます。この場合、所得水準はそれほど高くないことが想定されるので、串物を1本売りするなど低価格のメニューを展開するのがよいでしょう。

ハッピーアワーを導入する

ハッピーアワーを導入するのもおすすめです。平日の16:00から19:00など、ある一定の時間だけドリンク料金を割引するシステムは、確実に集客率を上げる施策として知られています。

ただし、客単価が下がってしまうリスクが伴うだけでなく、ハッピーアワーで味をしめたお客様の足が正規料金で利用することを嫌い、かえって遠のくこともあるようです。そのため、ハイボールなど原価率の低いものだけを対象とする、1杯目だけ格安とする、おつまみとセットのメニューを開発するなど、状況にあった施策が求められます。原価率の低いハッピーアワー限定のメニューを用意するのもよいでしょう。

女性を意識したお店づくり

女性の集客を意識するのもよい手です。たとえば、写真映えしやすいフォトジェニックなメニュー開発が挙げられます。思わず写真におさめたくなるようなインパクトのある商品は、SNSで拡散される傾向が高く、投稿された写真によって店舗の認知度を高めることが可能です。

居心地の良さと清潔感を重視したインテリアも重要。席の配置にある程度の距離を設けたり、お客様同士の視線が交差しないようなレイアウトを採用したりすることで、満足度は大きく左右されます。

トイレや手洗いスペースをいつもきれいに保つこともお忘れなく。

求められるのは、想定シーンにふさわしいお店づくり

効果的な施策によって平日の集客率が上がったとしても、お客様に繰り返し来店してもらえなければ、健全な店舗運営は望めません。クリアデザインでは、リピーター獲得に効果的な居心地のよい空間づくりを、コンセプトの段階からご提案しています。新店舗出店・改装をお考えのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。