COLUMNコラム

大丈夫?意外と見落としがちな飲食店を開店した際の挨拶文で注意するポイント

長い時間を掛けて、晴れてお店をオープンできた。
おめでとうございます。
これからきっと忙しくなるであろう日々に想いを馳せて、やる気に満ち溢れていることでしょう。
しかし、ここに1つ落とし穴があります。

まずは近隣への挨拶周りや、お世話になった方々へ挨拶文を送りましょう。
飲食店営業の成功の秘訣は、単に多くのお客様が連日、店前に行列を作ることだけではありません。
飲食店を出店している近隣に住まわれている方や、同業者の方々への配慮や友好的な関係づくりも必要です。

そこで当記事では、
・飲食店開業時に出す挨拶文の魅力と効果
・最適な挨拶のタイミングと方法
・初めが肝心。挨拶文から始まる飲食店経営の道
以上3つのテーマを軸に、開業間際の多忙さでつい見落としてしまいそうな、挨拶や挨拶文で注意するポイントをお伝えします。

飲食店開業時に出す挨拶文の魅力と効果

飲食店の経営は良くも悪くも人間味のとても強いものです。
お客様との繋がりはもちろんのこと、近隣店舗の従業員の方や、地域の方との関りも頻繁にあります。
むしろそうした繋がりが希薄だと、地域のイベントや掃除など情報共有ができず、思わぬところで支障が出ることも考えられます。

近隣住民の方とも友好な関係が築けていれば、多少の騒音なども目を瞑ってくれるかもしれません。
挨拶周りや挨拶文を出す最大の魅力は、敵を作らない、生みださないことにあります。
もちろん宣伝やお礼を伝える意味合いもありますが、それ以上に敵を作らないことには大きなメリットがあります。

挨拶は安定した経営のために必要なリスクへッジなのです。

最適な挨拶のタイミングと方法

挨拶文と挨拶周りでは、それぞれタイミングが異なります。
挨拶文は開店日の目処がついたら、開店日から1~2週間前。
プレオープンを行う場合は、その招待も兼ねて挨拶文を送ることが一般的です。

近隣への挨拶周りは、実際に店舗の施工に着工するよりも前に、近隣の方へ一言掛けておくと良いでしょう。
工事の騒音や、物品の搬入で迷惑を掛ける可能性があるためです。
仮に直接迷惑を掛けることがない場合でも、一言掛けておくと、誠実な対応と受け取ってくれ印象は良いでしょう。

そして、施工も落ち着き、周辺環境へ迷惑を掛けることがなくなったタイミングで、再び挨拶周りに伺いましょう。
これまで迷惑を掛けたことへの謝罪と、認知拡大を図っての宣伝です。
近隣住民との関係性を築くきっかけとして、プレオープンに招待することも1つの方法としてはおすすめです。

挨拶周りに関しては、特に菓子折りなどは必要ありません。。
あるに越したことはありませんが、無くても問題はないでしょう。
印象の良し悪しが焦点になるため、より丁寧に事を済ましたいなどであれば、用意しましょう。

初めが肝心。挨拶文から始まる飲食店経営の道

当記事をご覧になられている方は、挨拶周りや挨拶文を出すことは初めての方がばかりではないでしょうか。
ここまでにお伝えしてきたように、開店した際の挨拶は飲食店の将来を左右する重要な要素の1つです。

決してないがしろにせず、取り組みましょう。
結果的に、お店が繁盛すれば次店舗の出店など、さらなる理想の実現へと近づけるはずです。

弊社クリアデザインは、設計から施工までを一貫して行う店舗設計事務所です。
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