COLUMNコラム
「オリンピック選手村跡地」に飲食店需要はあるか?
オリンピック後の選手村跡地に需要はあるのか?
「湾岸マンション市場」として90年代頃から再開発が進められてきた晴海。
15年ごろからこの地域でも中古物件が多くなり、都心へのアクセスがいいのにもかかわらず、都心と比べて比較的安く購入できることから、人気が右肩上がりのエリアです。
特に晴海において2020年に来るオリンピックに伴い、 選手村の整備が予定されています。
そして、2020年オリンピックが終わった後には、選手村の跡地整備が計画されています。
オリンピック会期が終わってしまったとき、中央区晴海に「飲食店需要」はあるのでしょうか?
オリンピック後の需要をどう読むか?
上で述べたように、現在でも買いの増加傾向があり、それに加えオリンピック効果 + 都からの積極整備という状況があります。
それを踏まえると、たとえオリンピックが終わった後だとしても、この地域はまたさらに多くの人が集まってくると予想されます。
つまり、オリンピック後の選手村跡地は店舗を出店するオーナーにとっても大きなチャンスとなり得ます。
このような状況から、東京において二店舗目の展開を考えているオーナーの方は、オリンピック後の需要を見越して、オリンピックまでに開発された場所の物件などを狙ってみるのも一つの手かもしれません。
物件価格の動き
オリンピックが終わった後、選手村において使用されたマンション等、物件の大量放出が間違いなく起こります。
もちろん、その選手村跡地の物件を買うのも一つの手ですが、それに伴い、その周りの地区の中古物件なども一時的に価格が落ちるので、「安く買いたい」ということであれば、そのタイミングを狙うのは賢い手かもしれません。
利便性
東京都はオリンピック後の晴海を「子育てファミリー、高齢者、外国人など多様な人々が交流し、いきいきと生活できるまちづくり」へと目指すと発表しています。
大会後は「住宅棟(板状)21棟及び商業施設1棟に加え、住宅棟(超高層タワー)2棟を大会後に整備する」とも発表しているので、さらに人が集まることは間違いなく、それに伴い様々な商業施設が出店するので、生活する上でも利便性は高まって行きます。
このような都の方針プラス、都心に隣接した湾岸部に位置し、ウォーターフロントという好立地であるので交通などのアクセスに関する利便性もさらに高まります。
需要と供給があった「物件」を見つけるために
今回紹介した晴海のような良い物件・エリアがあったとしても、需要や客層に合う料理、サービス、プラン、コンセプトを打ち出せなければ、出店の成功はありません。
店舗の設計には、それをトータルで含めたコンセプトが必要不可欠となります。
私たちクリアデザインではコンセプトから、お客様と共に デザイン設計を考え、作り上げて行きます。
オリンピックの選手村跡地を含め、それ以外でも「ここに出店したい」という物件がある場合は、是非クリアデザインまでお気軽にご相談ください。