COLUMNコラム

食という文化を二つの手段で伝えていく「飲食店料理教室」のデザイン

「食」という文化をトータルで伝える店舗にするための空間とは?

個人経営飲食店のオーナーが二店舗目を出店する場合、経済的にも余裕が生まれ、
元来考えていた「お店のイメージ」により近い店舗にしたいと考える方も多いかと思います。
また、そこで何かイベントを開きたいと思っているケースもあると思います。

ただし、一からイベントを考え出すというのも難しいでしょう。

そこで、飲食店でオススメなのが、料理教室を開くことです。

最近、飲食店やレストランが主催で開く料理教室が増えています。
魚のさばき方からだし汁の取り方まで、プロの技術をそのまま学ぶことができると非常に評判となっています。
もちろん、これ自体が通常営業以外のプラスアルファの利益にもなります。
それだけではなく、これは一つ、料理技術や文化を伝える方法でもあり、一料理人として非常にやりがいのある仕事となるでしょう。

加えて、実際に来ていただいて、どんな人が、どのような雰囲気で何を作っているのかということ、つまりその店の「コンセプト」を紹介できます。
さらにその様子をSNSなどで発信すれば、レストランや飲食店への集客の手段にもなります。
また、実際に料理作りを体験した顧客は、コアな固定客となり、これからも頻繁に足を運んでくれるリピーターとなってくれるかもしれません。

オススメの料理教室デザイン

上で述べた様に飲食店において料理教室を開く利点はたくさんあります。
料理教室含め、何かイベントを開くことを想定してレストランや飲食店を設計する場合、単純に飲食店としての機能だけではなくイベントのことも考えていかなくてはなりません。
では、具体的にどんなことに気をつけていけばいいのでしょうか?

広いスペース

まず、お客様が十分に入れて料理しやすい、広めのスペースが必要となります。
想定集客数でギリギリのスペースで設計してしまうと、教室自体も狭く、窮屈になってしまい、参加者に「なんだか居心地が悪い」と思わせてしまいます。

木のテーブル

店内をできる限りおしゃれにするなども大切なポイントです。
例えば、「木のテーブルを置く」などは手軽にできて効果的です。
作り終わった料理を載せるテーブルが木製だと、写真を撮った時に、自然とオシャレな画像になります。
このような教室に参加する客層はSNSを積極的に利用しFacebookやInstagramに写真を載せることが多くあるので、その様なSNSに載せてもらうことは店の非常に良い宣伝となります。

料理教室を開くための設計なら

料理教室を開くためには、様々な準備やご要望があるかと思います。
クリアデザインでは、お客様に丁寧なヒアリングを行ない、細かくご希望に沿ったデザインを実現可能です。
二店舗目出店をご検討のオーナー様、そこで何かイベントをと考えているオーナー様は是非、クリアデザインまで一度ご相談ください。