COLUMNコラム
「おしぼり」に見る飲食店の心配りと、コストコントロールの豆知識
おもてなしの心が「おしぼり」に表れる?
皆さんは飲食店に来店した際に、いつ、どんなタイミングで「おもてなしの心」を感じるでしょうか?
または、飲食店を経営されているオーナー様ならどのようにして、お客様に対して「おもてなしの心」を表しているでしょうか?
最もおもてなしの心が現れやすいのが「おしぼり」であると言えます。
理由として、おしぼりは入店した方への最初のおもてなしであり、渡し方などに気配り・心配りがあらわれるポイントと言えるからです。
「おしぼり」の種類とコストについて
飲食店経営者なら必ず選択しなければならないのが「おしぼりの種類」です。
おしぼりの種類は大きく分けて2つ、布おしぼりと紙おしぼりがあり、それぞれ使い勝手が異なります。
布おしぼりは布の状態から一つ一つ作らなければいけないため、作るのに手間がかかってしいます。それに対して、紙おしぼりはすでに出来上がっているものをテーブルに置くだけで、使い終わっても洗うことなく捨てるだけなので非常に効率的です。
そういった点から紙おしぼりが主流となってきていますが、
コストとしては、繰り返し使える布おしぼりの方が抑えられると言えるでしょう。
おもてなしの心を表現するおしぼりの例
例えば、東京、品川駅近くにある東京マリオットホテルのおしぼりは非常におもてなしの心に満ちている良い事例です。
その1階のラウンジ&ダイニングではそれぞれの席に小さなガラスの器が置かれており、その中にコットンが置かれています。
そしてお客様が着席された際に、スタッフがそこに水を注ぎ、コットンが水を吸って膨らみおしぼりに変身するのです。
少しの遊び心は顧客の気を惹きつけ、楽しませる、おもてなしの心が溢れている例と言えます。
このような小さなところにまで気を配る心遣いが、その他のおもてなしの心を見えやすくするのではないでしょうか?
おもてなしの心を表現するなら
今回はいかにおしぼりでおもてなしの心が表れるのか。そして、どのようにしておしぼりで細やかな心配りを表現するのかという方法についても見ていきました。
もちろんおもてなしの心は、おしぼりのみで表現するというわけではありません。
様々な方法があり、店内を清潔に保つこと、笑顔を絶やさないこと、一つ一つの対応をきっちりすることなど、どれ一つ取っても大切だと言えます。
究極的に「お客様に快適に過ごしてもらう」ということがおもてなしの心を表現する方法と言えるのですが、それは店舗デザインの面からも提供することが可能です。
私たちクリアデザインでは、オーナー様のコンセプトに添いながら、人間中心設計のノウハウを駆使し、お客様に快適に過ごしてもらい、おもてなしの心を表現する店舗設計が可能です。
新店舗出店をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。