COLUMNコラム
乗り遅れてない?飲食店のキャッシュレス・QRコード決済の導入について
迫り来るキャッシュレス、QRコード決済の波
政府が出した未来投資戦略においてキャッシュレス推進策を出し 、キャッシュレス、QRコード決済の勢いが今、どんどん加速しています。
首相官邸のホームページでリリースされている「未来投資戦略 2018」という資料でも、今後キャッシュレス決済に対応していない飲食店は売上チャンスを逃しうるという旨が紹介されています。
また、単純計算で現金払いは現状の8割から2027年に6割に減るという予測も出ています。
これを考えると、現状通り、現金のみでの支払いを受け付けている店舗は2027年には売上が約25%ダウンしてしまう計算です。
つまり、キャッシュレスの好き嫌いにかかわらず、その波に乗ることは今後を考える上でマストになると捉えておいたほうがいいでしょう。
最近では店頭、自販機までORコードを見る機会が増えてきて、主なQRコード決済会社3社は、日本で使用されているサービスとして代表的なものは楽天ペイやPayPay、LINEPAYです。
また、 中国ではWechatと連携可能なCoineyなどのサービスも存在します。訪日外国人、特に中国からの旅行客が年々増えている中、このような電子サービスの充実はインバウンド層を獲得するために欠かせないといえるでしょう。
QR決済のメリット
キャッシュレス・QRコード決済が重要になってくるということを見てきましたが、実際のところそのメリットは何なのかをご説明していきます。
導入コストが低い
LINEPAYや楽天ペイなどでは導入コストは0円なので、導入コストがクレジット決済などよりも安くなっていると言えるでしょう。今後はクレジットカード支払いよりもむしろ電子決済が増えることも考えられます。
インバウンド需要(中国)
上記でも少し触れたインバウンド需要ですが、中国ではQRコード決済がかなり普及しているので、中国人インバウンドを狙えるかもしれません。
2019年に入ってからの月間訪日中国人数は約75万人で、全体訪日外国人数の25%ほど占めており、今後もますます増えて行く見込みです。
売上管理
売上管理の点でも大きなメリットがあると言えます。
QRコード決済ではデータの集計を行うことができるので、そのデータをもとに売上管理や次の施策を考えることができます。
トレンドを意識した経営戦略をとる
店舗の将来を考えていく上で、その時代に即した作り、つまりトレンドを意識した経営戦略は欠かせません。
今回紹介したキャッシュレス・QRコード決済はそのトレンドを担う若者が店舗を評価する上での重要な指標となります。
私たちクリアデザインはオーナー様ご希望の建築設計を実現しつつ、トレンドに乗った、そして最新のテクノロジーと共存できるような店舗デザインも提案をさせていただきます。
新店舗出店をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。