COLUMNコラム

入店したくなる店舗入り口の設計の考え方。デザインのポイントとは?

入りやすい店舗外装デザインとは

お客様が店舗の存在を認識し、入店を決定するプロセスはさまざまですが、一般的には以下のような手順をとることが多いようです。

1. 店舗外装が視界に入る
2. 入り口に陳列されている商品やメニューをチェックする
3. 店内の様子をうかがう

以上のプロセスは時間にするとたった数十秒程度しかありません。この短いあいだに、どんなコンセプトを持つ店舗であり、どのようなお客様を主なターゲットとしているのかを、すみやかにそして的確にメッセージとして伝える必要があります。

入りやすい店舗外装デザインとは、上記のプロセスをお客様がスムーズに行えるよう工夫が凝らされたデザインであると言い換えることができるでしょう。

飲食店の外装を決める要素とは

飲食店の外装にはさまざまな要素があります。なかでもとくにお客様に入店を促すといわれているのが以下の3つです。

目につきやすい看板の設置

入店してもらうためには、店舗外装がお客様の視界に入ることが大前提です。そのためには、周辺の店舗などデザインや素材によって明確に差別化しなくてはなりません。高いアイキャッチ効果のある外装を取り入れるのも手ですが、店舗のコンセプトに合っているかどうかが重要です。注意を引くだけでなく、どんな店舗かをわかりやすく伝えることが、お客様の興味・関心をひくことにつながります。

商品やメニューの紹介

お客さまに安心して入店してもらうためには、入り口付近で商品やメニューを紹介するのが有効とされています。メニューの画像を価格とともに陳列したり、メニューブックを置いたりするのが効果的です。たくさんのメニューを展示するか、選りすぐったメニューだけを知らせるかは、コンセプトやお店の特徴に応じて決めるとよいでしょう。

店内が見えやすい外装設計

店内の様子は、最終的にお客様が入店するかどうかを決めるうえで重要な役割を果たします。全面ガラス張りとしたり、ドアを全開にしたりして、店舗の内外の境目を極力なくすよう心がけるとよいでしょう。ただし店舗の業種や業態などによっては、必ずしも店内が見えやすいことが好ましいとは限りません。やはり重要なのは店舗のコンセプトです。

入店しやすい店舗外装作りを

店舗外装はコンセプトやメインターゲットからアイデアを想起し、実際のデザインへと落とし込んでいくことが重要です。お客様の多くは店舗の顔となる外装から読み取ることができる情報をもとに入店するかどうかを決定します。提供する料理がどんなに高品質だとしても、外装から想像することができなければ、集客率は低下してしまいます。

クリアデザインでは、オーナー様のコンセプトの立案から設計まで、入りやすい店舗外装デザインの実現をサポートしています。新店舗出店される際は、ぜひご相談ください。