COLUMNコラム
目、耳、鼻をフル動員した「飲食店の空間デザイン」をするための条件とは?
あなたには、何度も立ち寄りたくなる好きな場所がありませんか。
それはカフェや近所の公園、雑貨屋やスーパーかもしれません。
これらの場所はそれぞれ目的や用途がまるで違います。
ですが、「好きな場所」という観点から見ると、そこには「空間」という共通点があるのです。
それぞれの空間には違いがありますが、それぞれの空間を好きな人がいます。
こうした違いを生み出し、好かれる場所を作る方法が「空間デザイン」です。
味や接客だけでなく「お客様にどのように過ごして欲しいのか」までデザインできれば、お店の魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。
今回は数多の飲食店の中で、自店舗を利用してくれるお客様を増やすための、空間デザインについてお話します。
空間をデザインするための大切な要素
空間デザインは4つの要素に大別できます。
1:内装やインテリアなどの「形」
2:質感を生み出す「素材」
3:印象を左右する「光」
4:最も記憶に残る「色」
これらの要素を踏まえ「お客様を増やす」という目的を達成できる空間デザインとは何か、を考えます。
事前に検討要素を把握しておくことで、思考もスムーズに進むはずです。
また「感覚」にも注意しましょう。
感覚とは室内の気温や気流など「人が感じる暑さや寒さの感覚」のことです。
こうした感覚を「温熱感覚」と言い、体感的な心地よさに強く影響します。
お客様が席に着いた時に「どんな景色が見えて」「心身共に何を感じるのか」をイメージしましょう。
他では楽しめない空間。「遊び心」のあるデザイン
近年では、一風変わった空間デザインを持つお店が増えてきました。
カフェのようなラーメン屋、高級フレンチを彷彿させる餃子屋などです。
こうした従来にはない内装やデザインを持つお店は、お客様に「新鮮さ」を感じさせます。
新鮮さは重要で「面白そう」「見たことがない」「あのお店はなんのお店?」といった、新たな来店動機を生み出します。
そして新鮮な空間デザインは「遊び心」を持って考えてみましょう。
従来の常識に縛られず「○○と○○を合わせるとどうだろう?」「こんなお店は見たことがないな」など、自由な発想がポイントです。
そこで生まれた発想を、前述した空間デザインの基本とすり合わせていくことで、具体的なデザイン案として落とし込んでいきます。
オリジナリティのある空間
数多の飲食店の中から選んでもらうには、あなたのお店にしかない魅力が必要です。
その魅力を生み出す手段が空間デザインであり、お客様に好かれる理由となります。
しかし、一言に空間デザインといっても、そう簡単なことではありません。
何度も改装はできないですし、多額の費用が掛かるためです。
そこで弊社クリアデザインでは、オーナー様の夢やこだわりのワーク・ライフスタイルを空間にするお手伝いをしています。
弊社の空間づくりは「人間中心設計」が軸です。
ユーザーとなるお客様も、従業員もどちらにも快適な空間を提供します。
「良質な空間、新しい価値の創造へ」をコンセプトに、設計者の考えやデザインを押し付けるのでなく、オーナー様にとって最良の空間を創造します。
店舗デザインにお悩みの方は、ぜひ一度弊社までお問合せください。