COLUMNコラム
飲食店の利益を最大化!二毛作ビジネスのすすめ
時間帯で業態を変える“二毛作”で新たな顧客を獲得
ディナータイムを中心に営業している飲食店の場合、昼間の時間帯は店を閉じているケースが少なくありません。閉店しているあいだ、空間を持て余していることをもどかしく思っているオーナー様のあいだで注目を集めているのが、時間帯によって異なる業態で店舗を営業するという試みです。店舗の用途を変更することで、夜間の昼間に支障をきたすことなく営業できるだけでなく、異なるお客様に利用していただくことで、新たな顧客獲得につながるというメリットも期待できます。
例えば異業態としておすすめなのが、コワーキングスペースです。コワーキングスペースとは、異なる職業を持つ方同士が交流を深められるオフィス環境のこと。アイデアや情報を互いに交換することで、仕事の質を高めることができるとして、アメリカで2005年ごろから注目を集めるようになりました。
コワーキングスペースでは、施設によってさまざまな業態が採用されています。料金体系もさまざまで、時間ごとに料金を支払って利用するものや、月額制のものがあります。
コワーキングスペースに必要な機能・設備
コワーキングスペースを運営するためには、以下のような設備を整える必要があります。
Wi-Fi環境と電源設備
コワーキングスペースの利用客は自らのパソコンを持ち込むことが多いため、Wi-Fiや電源の確保は必須となります。ストレスを感じることなくネットを利用できる通信速度が求められますし、電源設備も店舗の規模にふさわしい数が必要になるでしょう。
フリードリンクや軽食サービス
コワーキングスペースの多くはフリードリンクサービスを提供しています。水、お茶・コーヒー、紅茶などが一般的ですが、特別感のあるドリンクを用意して他のコワーキングスペースと差別化するのもよいかもしれません。スナックなど軽食を提供するサービスも喜ばれます。
ビジネスサポート
必ずしも必要なものではありませんが、本格的なビジネスサポートをセールスポイントとして打ち出すのであれば、コピー機などのOA機器があるとよいでしょう。会議室やセミナールーム、個室などがあれば、利用者層はさらに広がることになります。
交流会
設備とは異なりますが、利用者を対象として定期的に交流会を開催するのもよいでしょう。コワーキングスペースには利用者が自由に交流できるという機能がありますが、店舗が交流会を主催することで、利用者同士のコミュニケーションがより活性化されることになります。
豊富な実務経験でオーナー様の希望に寄り添う設計プランをご提案
時間帯によって業態を変えることで、持て余している店舗を有効活用できるだけでなく、利用する客層が広がり、認知度や売上の拡大につながります。クリアデザインでは、豊富な実務経験のなかから、オーナー様の意向にあった設計プランをご提案しています。新店舗出店や改装をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。