COLUMNコラム
生存率は20%?生き残る飲食店を作るために知っておくべきこと
残酷な話ですが、飲食店の生存競争は現代、熾烈な争いを見せています。
有名な話では、3年後には20%のお店しか残っていないとさえ言われ、飲食店は各店しのぎを削っています。
とはいえ、本当にそこまでシビアな業界なのか、どうすれば生き残っていけるのか、など疑問も多いはず。
そこで当記事では
・飲食店の生存率が3年で20%は真実なのか
・生存率を高めるために参考にしたいお店作り
・生存率は開業準備から高められる
以上3つのテーマと合わせて、生き残る飲食店を作るための参考となる記事もご紹介致します。
飲食店の生存率が3年で20%は真実なのか
実は飲食店の生存率に関する公的なデータは、ネット上には現状見当たるものはありません。
ですが、国が調査した企業全体のデータがあります。
それによると、1年後には全体の27%が廃業し、5年後には58%、10年後には74%の企業が廃業しているようです。
ただこのデータに個人事業主は含まれておらず、個人規模の飲食店を対象とした正確なデータはありません。
民間企業独自の調査では、例として居抜き情報.comの調査データを挙げると、開業率が約11%であるのに対し、廃業率は倍以上の24%となっています。
これらの数字だけで廃業率を計算、予測することはできませんが、飲食業界で成功することの難しさを物語っています。
とはいえ、何も予防策や改善案がないわけではありません。
次章では、生存率を高めるための情報がたくさん詰まった、参考となる記事をまとめてご紹介します。
生存率を高めるために参考にしたいお店作り
飲食店経営の是非は、1つや2つの要素では決まりません。
開業前から営業にかけて、いくつもの要素と時間が掛け合わさって、人気店は作られていきます。
生存率を高め、人気店になるためには開業前の準備段階から、飲食店経営に関わる知識の集積や、営業中に必要な施策の検討が必要です。
また開業後は、業務効率化やスタッフとの関係構築、集客や販促に関わる施策の検討、実行などやるべきことは尽きません。
また売上の調子が良く、念願の多店舗展開となった際にも、注意すべきことがあります。
以下には、飲食店経の生存率を高めるべく、ぜひ参考にして頂きたい記事を10本ご用意しました。
ぜひ、この機会に改めて飲食店経営の流れや要所のポイントを知って頂ければ幸いです。
①記事/2019/Jul/99.飲食店開業前に知っておくべき基礎知識 外食産業のいまと生き延び方
② 記事/2019/Dec/190.飲食店の種類をまとめて紹介。どんな飲食店を開業すべきか
③ 記事/2019/Sep/129.目、耳、鼻をフル動員した「飲食店の空間デザイン」をするための条件とは?
④企画/2019/Dec/206.飲食店が仲卸業者と良好な関係を構築するメリットとは?
⑤記事/2019/May/41. 飲食店の「回転率」をあげたい!回転率をあげるための施策
⑥ 記事/2019/Sep/134.リピーターを獲得する飲食店の接客術
⑦ 記事/2019/Dec/193.宣伝ツールの多い今だから飲食店が押さえておきたい方法をまとめて紹介
⑧ 記事/2019/Sep/144.廃業しないための秘訣。コミュニテイを広げよう!
⑨記事/2019/Aug/117.飲食店オーナーが多店舗展開をする上でチェックすべき5つの指標
⑩記事/2019/Aug/120. 【廃業を防ぐ】多店舗展開で気を付けるべき3つのコト
生存率は開業準備から高められる
飲食店の生存率を左右するのは、開業後の問題と思いがちですが、実際は開業前の準備段階から天秤は動き始めています。
事業計画書、業務オペレーション、居心地のいい空間デザインなど、開業前から取り組むべき課題はいくつもあり、またどれもが開業してからずっと重要なものです。
生存率を高めるということは、言い換えれば、生き残れるような魅力あるお店を作る、ということです。
そのためには、開業前の時点から魅力あるお店作りに必要な情報は知っておきましょう。
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クリアデザインでは、「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の意向に沿った最適な設計プランをご提案しています。
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