COLUMNコラム

お客さんを飽きさせず、リピーターになってもらうためには、新メニューの開発はとても重要です。しかし通常営業の合間を縫ってレシピを考え、試作を重ねていかなければいけないため、大変に感じているお店も多いかもしれません。今回は新メニュー開発のポイントを紹介していきます。

メニューのコンセプトは明確に

売れるメニューを作るには、コンセプトを明確にすることが大切です。曖昧なコンセプトのままメニューを開発すると、味やセールスポイントがブレてしまいます。コンセプトを明確にすることで、そのメニューを通してどんな体験をしてもらいたいか、どんなターゲットにどんなシーンで食べてほしいかを具体的にイメージできるようになります。メニューにストーリーがあると開発がスムーズになり、その後の宣伝もしやすいです。

お客様のニーズを把握

新メニューを開発する際は、お客様のニーズをしっかり把握するようにしましょう。店主の想いやこだわりを全面に押し出した新メニューが人気メニューへと成長するケースもありますが、それはたまたまお客様のニーズと合致しただけのこと。どんなにおいしいメニューでも、お店に来てくれるお客さんのニーズに合わなければ注文してもらえません。お客様がどんなものを食べたがってるのか、今話題になっているメニューは何か、SNSや他店のメニューなども参考にしてニーズを把握します。新規顧客の開拓を狙うなら、ターゲット層を具体的に絞り込みましょう。

季節感や限定感をアピール

若い世代や女性は、「季節限定」「期間限定」などのメニューに興味を持ちやすいです。季節感や限定感をアピールした新メニューを作ることで、集客につながります。旬の食材をリストアップして、素材の味を活かした新メニューを開発してみましょう。付け合わせやあしらいに季節感を演出するだけでも、いつもと違う特別感が出ます。「期間限定」を逆手にとって、今まで挑戦したことのない思い切ったアイデアを実行するのもおすすめ。期間限定ならもし失敗してもリスクを最小限に抑えられて、お客様の反応から軌道修正もしやすいです。

新メニューで飽きない飲食店にしよう

今回は新メニュー開発のポイントを紹介しました。定期的に新メニューを開発するのは大変ですが、お客様のニーズに合った新メニューを開発できればリピートや新規顧客の開拓にもつながります。何より新メニューを作ることによりトライ＆エラーを繰り返せるので、お店の成長も加速するでしょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。