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梅雨のジメジメももう怖くない!飲食店のカビ対策

ジメジメと蒸し暑い梅雨は、カビの発生しやすい季節。常に食べ物を扱う飲食店では特に注意が必要です。カビが発生するとお客様からのイメージダウンにつながるだけでなく、食中毒など身体に影響及ぼしてしまうリスクもあります。そこで今回は、飲食店のカビ対策についてご紹介します。

カビの基礎知識

そもそもカビはどのような条件で発生してしまうのでしょうか。カビが活発に増殖するためには、湿度、温度、栄養の3つの条件が揃う必要があります。湿度が70%以上、温度が20~25℃でカビが活発になります。さらにゴミやホコリ、食料のカスなどが落ちているとカビのえさとなり、繁殖していきます。カビを徹底的に除去するためには、カビが発生する3つの条件をいかに無くすかが重要です。

カビ対策

カビの発生条件となる湿度と温度を避けるためには、換気が重要です。定期的に換気することで風通しを良くして、湿気がこもりにくくなります。対角線上の窓やドアを2か所以上、15cmほど開けると、効率的に換気できます。

また調理器具は常に清潔に保ちましょう。使用後はしっかり洗浄して、湿気がこもらないように乾燥させてから片づけます。まな板は洗浄後にエタノールを噴霧し、そのまま3分間待ってカビ菌を死滅させます。カビにとって紫外線は大敵なので、週に1度は天日干しをすると効果的です。

壁などに発生したカビは、市販のカビ取り剤を噴射して一定時間置いて除去します。カビ取り剤は消毒用エタノールでも代用できます。規模の大きい場合やカビ臭い場合は、カビ取りの専門業者に頼るのがおすすめです。

カビを徹底的に除去して清潔な飲食店に

今回は、飲食店のカビ対策についてご紹介しました。飲食店はカビが発生しやすい環境になりがちなので、徹底的に対策しておく必要があります。湿度、温度、栄養の3つの条件に注目して、効率的にカビを予防・除去しましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。