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機能性も雰囲気もこだわる!飲食店のカーテンの選び方

カーテンは、飲食店の空間デザインにおいて重要な存在です。デザインはもちろん、お客さんが快適に食事を楽しめるように機能性も重視したいもの。そこで今回は、飲食店のカーテンの選び方についてご紹介します。

デザインで選ぶ

室内で大きな面積を占めるカーテンは、飲食店のイメージを大きく左右します。おすすめは、壁の色に近い同系色・類似色のカーテンを選ぶこと。空間がひとつながりに見えて、開放感が生まれます。白やオフホワイトの明るい色の壁なら、同系色のナチュラルな色味のカーテンを選びましょう。

同じ色味でも、ポリエステルやリネン、コットン、レースなど素材によっても印象は異なります。重厚感を出すなら厚地のリネン、ふんわり可愛らしい雰囲気にするならコットン、光をたっぷり取り入れた明るい空間にするならレース……といったように、飲食店のイメージに合わせて使い分けると良いでしょう。

機能で選ぶ

カーテンには、ものによってさまざまな機能があります。飲食店の立地環境や窓の方角に合わせて、必要な機能を備えたカーテンを選ぶことが大切です。

例えば日当たりや西日のきつい窓には、遮光機能のあるカーテンがおすすめです。遮光機能には100%光を遮る完全遮光、遮光率99.99%以上の遮光1級、遮光率99.80%以上の遮光2級、遮光率99.40%以上の遮光3級の4種類があります。完全に光を遮ってしまうと薄暗くジメジメとした印象になってしまうので、ある程度光を取り入れつつも食事の邪魔にならないようなカーテンを選びましょう。

外からの視線が気になるような大きな窓には、「遮像レースカーテン」がおすすめです。中からは外が見えるけれど、外からは中が見えにくいため、人目を気にせずゆったりと食事を楽しんでいただけます。裏面に光を反射するミラー加工が施されたものなら、光を取り入れつつも視線は遮れて便利です。

お店では「防炎カーテン」を選ぼう

飲食店のカーテンは、「防炎カーテン」であることが必須条件です。店舗や施設、マンションのような高層階のお部屋(11階31m以上)などでは、消防法により防炎カーテンの使用が義務付けられています。

カーテンは天井から床に吊るされているため、床で発火した場合一気に天井まで燃え広がってしまいます。防炎カーテンを使用することで、天井まで燃え広がるまでの時間を稼ぎ、避難や消火活動を行う余裕が生まれます。火事の被害拡大を抑制するのに効果的です。スタッフやお客さんの身の安全を守るために、必ず防炎カーテンを設置しましょう。

お店に適したカーテンで快適な空間に

今回は、飲食店のカーテンの選び方についてご紹介しました。外からの視線を遮る目隠しとしての役割はもちろん、内観の印象を左右したり日差しを調整したりと、さまざまな役割を担うカーテン。デザインにも機能性にもこだわり、お店のイメージにぴったり合うカーテンを見つけましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。