COLUMNコラム

空間の中で大きな面積を占めるカーテンは、印象を左右する重要なポイントです。一口にカーテンと言ってもさまざまな種類があり、用途や雰囲気に合わせたものを選ぶ必要があります。そこで今回は、カーテンの種類とそれぞれの特徴をご紹介します。飲食店でも自宅でも、ぜひカーテン選びの参考にしてみてください。

フロントレーススタイル

フロントレーススタイルとは、薄地のレースカーテンを室内側に、厚地のカーテンを窓ガラス側に設置するスタイルのことです。通常、レースカーテンは窓ガラス側に、厚地のカーテンは室内側にすることが一般的です。フロントレーススタイルではこの順番を逆にすることで、レースの柄や素材感をお部屋の中から楽しむことができます。陽に照らされるとレースの模様が美しく浮かび上がり、透け感を演出できます。また、両サイドにカーテンのたまりができないため、スッキリと軽やかな印象になります。

フラットカーテン

フラットカーテンとは、通常のドレープカーテンにあるヒダを無くし、スッキリとした見た目のカーテンです。ヒダのあるドレープカーテンは美しく重厚感があるのに対して、フラットカーテンはラフでカジュアルな印象になります。波がない分、カーテンの柄を活かしやすいのもメリットです。

バランス(上飾り)

バランスとは、カーテンの上部に取り付ける装飾のことです。一般的なレールだとカーテンの吊り元は殺風景になりがちですが、吊り元をデザイン性のある飾りで覆うことでまるでホテルのようなワンランク上の空間を演出してくれます。ヨーロピアンクラシカルな雰囲気のお部屋によく合います。

スタイルカーテン

スタイルカーテンとは、フリルやレースをつけたり、ギャザーを寄せたりしてデザインにこだわったカーテンのことです。装飾性を重視しており、出窓や腰窓を飾るのにぴったりです。

カーテンで窓を印象的に演出しよう

今回は、カーテンの種類とそれぞれの特徴をご紹介しました。外からの光を取り込む窓は、空間の雰囲気に合った印象的なものにしたいですよね。機能性だけでなくデザイン性にもこだわり、おしゃれな窓辺にしましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。