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シーン別に検討しよう!賢いウィンドトリートメントの選び方

光がたっぷり差し込む、快適で心地良い空間を作るために意識したいのが「ウィンドトリートメント」です。ウィンドトリートメントとは、カーテンやブラインド、ロールスクリーンなど、窓まわりの装飾全般のことを指します。ウィンドトリートメントにはさまざまな役割があるため、空間に合わせて適切に選ぶ必要があります。そこで今回は、賢いウィンドトリートメントの選び方についてご紹介します。

開放的な窓には「バーチカルブラインド」

お客様に近いメインの空間は、大きな窓を設けて明るく開放的な空間にしたいもの。そこでおすすめなのが「バーチカルブラインド」です。バーチカルブラインドとは、帯状の生地が縦に並んだブラインドのこと。

横型のブラインドと比べるとホコリが溜まりにくく、お手入れの手間を軽減できるのが大きなメリットです。カーテンのように左右に開閉するため、出入りの多い窓でも使いやすいです。シンプルでどんな空間にも相性がよく、スッキリとした印象になります。

店内の雰囲気を統一するなら「ロールスクリーン」

店内の雰囲気を統一して洗練された雰囲気にしたいなら、「ロールスクリーン」がおすすめです。フラットな一枚布なので、食器棚や他のインテリアと色合いを合わせるとシンプルながらおしゃれにコーディネートできます。

カーテンだとお客様やスタッフが動く際に邪魔になることもありますが、ロールスクリーンだとすっきりとコンパクトに収まるため、動線を妨げないこともメリットです。

省エネ対策には「ハニカムブラインド」

飲食店のような広い空間だと、冬や夏は冷暖房の費用がかさみます。そこで冷暖房の省エネ対策におすすめなのが、「ハニカムブラインド」です。ハニカムブラインドとは、蜂の巣のような構造をしたブラインドで、空気の層を作ることで寒さや暑さを閉じ込めます。断熱性が高いため、冷暖房の効果を効率よく発揮して光熱費を削減できます。

空間に合わせて賢くウィンドトリートメントを選ぼう

今回は、賢いウィンドトリートメントの選び方についてご紹介しました。外から差し込む光の量を調節するだけでなく、空間の装飾やプライバシー保護、防音、断熱など……ウィンドトリートメントの役割は多岐にわたります。お客様が快適に食事を楽しめるように、機能性とデザイン性の両方から適したウィンドトリートメントを選びましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。