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華やかな一皿を演出。食べられるお花「エディブルフラワー」とは

近年はSNSの影響もあり、集客において料理の味だけでなく見た目にこだわる重要性が上がりつつあります。写真映えする華やかな一皿を演出するには、食べられるお花「エディブルフラワー」の活用がおすすめです。今回は、エディブルフラワーとはどのようなものか、種類や使い道についてご紹介します。

エディブルフラワーとは

エディブルフラワーとは、食べられる花、食用花のことです。花の中には毒性があるものがあり、同じ種類でも栽培方法によっては園芸用に農薬が使われているものもあります。エディブルフラワーは、毒性がなく生でも食用可能で、農林水産省が定めたガイドラインに基づいて食用に育てられたもののみ安全に食べられます。一般の並ぶことの多いカリフラワーやミョウガなども実はそのひとつです。

華やかな見た目だけでなく栄養価の高さも魅力で、西洋では果物や野菜と同じように食されています。現在エディブルフラワーとして食べられているのは約70種類で、日本では愛知県豊橋市が全国シェアの約90%を占める主な産地です。

エディブルフラワーの種類

エディブルフラワーには、「生花タイプ」と「ドライタイプ」の2種類があります。生花タイプは、生の野菜と同じように収穫されたお花を生のまま使うものです。乾燥に弱く、保存する際は湿らせたキッチンペーパーの上に乗せてラップをかけ、野菜室に入れておくのがおすすめです。きれいな状態で使用できるのは収穫から2~5日以内が目安です。ドライタイプは、押し花やそのままの形で乾燥されており、約1年と長期保存が可能です。

エディブルフラワーの使い道は?

生花タイプは、サラダに和えたり天ぷらにしたりと、生野菜と同じようにさまざまな料理に活用できます。彩り豊かで、味のアクセントにもなります。ケーキのデコレーションに活用すると一気に見た目が華やかになります。暑い季節は、生花を水に入れて凍らせたフラワーアイスキューブもおすすめです。見た目も涼し気で、いつものドリンクメニューがランクアップします。ドライタイプは焼き菓子のトッピングとして一緒に焼いたり、ハーブティーにしたりする使い道があります。

エディブルフラワーで見た目もときめく一皿に

今回は、エディブルフラワーとはどのようなものか、種類や使い道についてご紹介しました。若い層を中心に、SNSで飲食店を探すことが一般的になりつつある現代。エディブルフラワーを活用したメニューを展開することで、新たな客層を呼び込むきっかけにもなります。

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