COLUMNコラム
飲食店の印象アップ!トイレの空間デザインのポイント
トイレは、飲食店の印象を左右する重要な要素のひとつです。トイレが汚かったり、使い勝手が悪かったりすると、どれだけおいしい料理を提供していても飲食店の印象は悪くなってしまいます。お客様に「居心地が良いお店」と感じてもらうために、トイレの空間デザインはこだわりたいもの。そこで今回は、飲食店におけるトイレの空間デザインのポイントについてご紹介します。
清潔感は最優先事項
トイレにおいて何よりも優先すべきことは、清潔感です。こまめに清掃をして清潔に保つことはもちろん、清掃を行いやすい設計にしておくことも重要です。細かい隙間が多いと、それだけホコリや汚れが溜まりやすくなります。なるべく清掃しやすいよう、隙間を作らないような空間にしましょう。
また暗すぎると清掃時に汚れがよく見えず、お客様が見つけてしまう可能性もあります。ある程度の明るさを確保することで、清掃がしやすく、かつクリーンで清潔感のある印象になります。
リラックスできるよう暖色系をメインカラーに
トイレは、飲食店の中で1人きりになれる唯一の空間です。ゆったりとリラックスできるよう、暖色系をメインカラーにするのがおすすめです。オレンジやピンクなどの暖色系のカラーは、やわらかい印象があり、人に安心感やリラックスを与える効果があります。逆に、トイレのメインカラーに蛍光色やハッキリとした派手な色合いを選ぶと、目がチカチカして落ち着かない空間になってしまいます。壁紙の色やインテリアなどは暖色系のカラーをメインに取り入れて、心落ち着く空間にしましょう。
客層に合わせて使い勝手も重視
すべての人に使いやすいトイレが一番ですが、使い勝手の良いトイレは客層によってもそれぞれ異なります。例えば小さなお子様連れのお客様が多いならベビーチェアやおむつ替えスペースを用意したり、ご年配の方が多いなら手すりを設置したり……お店に多く訪れる層に合わせた配慮をしておくと、より喜ばれるでしょう。
空間デザインで居心地の良いトイレにしよう
今回は、飲食店におけるトイレの空間デザインのポイントについてご紹介しました。トイレではお客様が1人きりになるため、無意識のうちに清潔感や使い勝手をチェックされてしまいます。飲食店の印象を良くするためにも、空間デザインにこだわり居心地の良いトイレを作りましょう。
クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。