COLUMNコラム

年末年始は営業する?休業日を設定する飲食店も増加中

年の瀬が迫ると悩みの種となるのが、年末年始の営業問題。「人通りが少なくなるから休業する」「年末年始こそ書き入れ時だから営業する」など、お店によってさまざまな考え方があるでしょう。正解はないため、メリットとデメリットを理解した上で選択をしたいもの。そこで今回は、年末年始に営業するメリット・デメリットについてご紹介します。

年末年始に営業するメリット・デメリット

個人店では、年末年始に休業する飲食店も多いです。そのため営業するだけでも他店と差別化できて、集客率のアップが期待できます。いつもとは人の流れが変わることから、初めて来店するお客様もいるでしょう。これを機にお店を知ってもらい、リピーターとなってもらえるチャンスです。また年末年始は家族や親戚で集まって過ごす機会も多いため、こうした層の来店も期待できます。

年末年始に営業するデメリットとしてゃ、食材の仕入れがいつも通りできないことがあります。市場や業者も年末年始は休業するケースがあるため、早めにスケジュールを確認して必要な食材を確保しておくと安心です。また年末年始は、帰省する人や家族と過ごしたい人も多いため、人材の確保も困難になります。時給を上げたり、出勤できるメンバーで対応できるメニュー数に絞ったりする対策を考えておきましょう。

年末年始に休業する選択肢も

近年では、飲食や小売りなどの現場で年末年始に休業を設ける動きが広がってきています。世間的にも働き方改革が注目されている今、「スタッフの働きやすさ」を重視してあえて年末年始に休業するという選択肢もありです。働きやすい職場をつくることで、スタッフの離職率が下がり、結果的に業績アップにつながるというメリットもあります。

年末年始の飲食店営業はお店に合った選択を

今回は、年末年始に営業するメリット・デメリットについてご紹介しました。年末年始に営業するかどうかは、シフトに入れるスタッフの数や見込める収入などお店の状況に合わせて慎重に検討する必要があります。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。