COLUMNコラム

パッと目を引く飲食店に。店舗入り口の空間デザイン

店舗入り口は、お客様が最初に目にする場所であり、飲食店の顔としての役割を担います。集客にも大きく影響を及ぼす重要な部分です。そこで今回は、店舗入り口の空間デザインのポイントについてご紹介します。

清潔感のある外観に

食事を提供する飲食店においては、清潔であることは大前提です。外観にも清潔感がないと、「店内や厨房も清潔でないのでは」「食中毒や異物混入のリスクがあるかもしれない」とお客様を不安にさせてしまいます。入口付近にゴミやものが散らからないように清掃し、ドアの取っ手や玄関マット、アプローチなどに破損がないかも確認しましょう。お客様は、意外と細かいところまで見ています。細部までしっかりとチェックして、スタッフ全員で清潔感を保てるよう心掛けることが大切です。

価格帯やメニューをわかりやすく

飲食店の外観は、価格帯や商品をわかりやすくアピールすることも大切です。どのような価格帯のお店で、どのようなメニューを扱っているのかが分かりづらいと、不安感を与えてしまい来店されづらくなります。おすすめメニューが分かるように看板や旗を入り口に設置したり、使用している食材の一部や空き容器を飾ったりするのも効果的です。

お店が高価格帯なのか、低価格帯なのかで入り口の見せ方も変わります。高価格帯のお店であれば、入り口は敷居の高さや重厚感を感じさせる雰囲気に。低価格帯のお店であれば、開放感がありカジュアルな雰囲気にすると良いでしょう。

導線を考えてアピール

飲食店の入り口は、来店につながるようにお客様の導線を考えてアピールしましょう。まずは、どの方向から人が多く流れてくるのか、その中にターゲット層となるお客様は含まれるかなど、お店周辺の立地を調査します。人通りが多い方向や人の目に付きやすい場所に看板やメニューを設置することで、効果的にお店をアピールできて、集客につながりやすいです。

店舗入り口は集客の重要な要素

今回は、店舗入り口の空間デザインのポイントについてご紹介しました。お客様は店舗入り口のデザインから、お店の雰囲気や業態、提供しているメニューなどさまざまな情報を読み取ろうとします。まずは清潔感を重視し、価格帯やメニューをわかりやすく通行人にアピールしましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。