COLUMNコラム

飲食店の空間をより魅力的に。意外な鏡の活用法とは?

鏡の役割は、身だしなみを確認するだけではありません。鏡を飲食店の空間デザインに取り入れることで、空間を広く魅せたりおしゃれに演出したりとさまざまなメリットがあります。今回は、飲食店における意外な鏡の活用法についてご紹介します。

空間を広く見せる

お客様にゆったりと食事を楽しんでいただくために、広々とした開放的な飲食店にしたいと考えている方は多いでしょう。とはいえ面積が広いほど賃料や光熱費などのコストがかさむため、限られた面積で広く見せる工夫をする必要があります。そこで役立つのが、鏡です。壁面に鏡を設置して空間を映すことによって、実際より空間に奥行きがあるように見せることができます。

窓のように風景を切り取る

店内に見晴らしのいい窓があるなら、その景色が映るように鏡を設置して、窓のように風景を切り取ってみましょう。まるで窓が増えたように感じられ、開放的な空間になります。また窓からの光が反射して、空間の隅々まで光が届きやすくなる効果も期待できます。切り取られた風景が絵画のように見えるため、空間のアクセントにも最適です。

ウォールデコアイテムとして活用する

ウォールデコアイテムとは、その名の通り壁面を装飾するためのインテリアのこと。壁は飲食店の内装でも大きな面積を占める箇所だからこそ、ウォールデコアイテムを上手に配置しておしゃれに彩りたいですよね。アートポスターやドライフラワー、タペストリーなどがよく使われますが、鏡もウォールデコアイテムとしてぴったりです。寂しい印象になりがちな壁に鏡を設置することで、空間のワンシーンを写真に収めたかのように壁へ飾ることができます。

鏡を上手に活用しておしゃれな飲食店に

今回は、飲食店における意外な鏡の活用法についてご紹介しました。鏡を活用することで、飲食店を広くおしゃれに演出することができます。シンプルなものからラタン調のもの、木製フレームのものなど、デザインやサイズもさまざまな鏡があるため、空間の雰囲気に合うものを選びましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。