COLUMNコラム
映像で伝える飲食店の魅力|初めてでもできる動画活用のコツ
SNSやWEBサイトなどでお店をアピールする際、今や欠かせないのが「映像(動画)」です。文章や写真では伝えきれない料理の香りや音、店内の空気感を、動画ならよりリアルに届けられます。
「撮影や編集なんて難しそう…」と思われるかもしれませんが、スマートフォン一台でも工夫次第で魅力的な映像は十分作れます。
今回は、飲食店のPRに役立つ動画撮影の基本ポイントを、初めての方でも取り入れやすい方法でご紹介します。
これから飲食店を開業されるオーナー様は、ぜひ参考にしてみてください。
まずは「写真+音楽」のスライドショーから始めよう
いきなり動画を撮影・編集するのはハードルが高いという方には、スライドショー形式の映像がおすすめです。
スマホで撮った料理の写真や店内の様子を、音楽や簡単なテキストと一緒に組み合わせるだけで、雰囲気のある映像が完成します。編集アプリも豊富にあり、操作もシンプルです。
スライドショーならファイル容量も軽く、SNSでの読み込みもスムーズ。視聴者にとっても見やすく、店舗の魅力が伝わりやすくなります。
調理シーンで「五感に訴える」映像に
料理のおいしさを映像で伝えるなら、調理中の様子をぜひ取り入れてみてください。
食材が鉄板で焼ける音、香ばしい香りが伝わりそうな湯気、料理が仕上がる瞬間の臨場感——こうしたシーンは、視聴者の「食べてみたい」という気持ちを引き出します。
完成した料理だけでなく、「できあがるまで」の過程を見せることで、動画にストーリー性が生まれ、お店のこだわりも伝わりやすくなります。
音と光が印象を左右する!撮影環境にひと工夫
魅力的な映像を撮るためには、音と光にも気を配りましょう。
最近は、調理音や咀嚼音を楽しむ「ASMR」動画も人気です。撮影時には、なるべく雑音が入らないよう注意しながら、リアルな「音の演出」を意識すると視聴者の印象に残りやすくなります。
また、料理は暗い環境だと魅力が半減してしまいます。自然光が入る時間帯に撮影するのがベストですが、室内で撮る場合はLEDライトやスポットライトを活用して明るさを調整しましょう。
映像は「今すぐ始められる」PRツール
動画制作というと構えてしまう方も多いですが、実はスマートフォンさえあれば気軽に始められる手段です。
Instagramリール、TikTok、YouTubeショートなど、短尺動画を発信できる媒体も豊富で、広告費をかけずに多くの人にリーチすることが可能です。
開業前からお店の雰囲気や料理の魅力を発信しておくことで、ファンの獲得にもつながります。
映像を活かす空間づくりも、設計の段階から考えておこう
魅力的な映像を撮影するには、「撮りたくなる空間」があることも大切です。
キッチンの見せ方や店内の光の入り方、背景となる壁の色味や装飾など、設計の段階から撮影を意識することで、PRのしやすさが大きく変わってきます。
東京渋谷区を拠点に活動する店舗設計のクリアデザインでは、飲食店の設計・施工を一貫して対応し、SNSや映像でも映える空間づくりをご提案しています。
オーナー様の理想やコンセプトを大切にしながら、機能性とデザイン性を両立した設計を行っています。
「魅せる店舗」「映像映えする店舗をつくりたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。