COLUMNコラム

失敗例から学ぶ!続く飲食店の内装の共通点

飲食店の内装を改装する時にあってはならないことは、改装後に満足がいかないことです。
改装には多額の費用と、時間が掛かります。
改装中はお店を開けられませんし、改装前後にはそれなりの準備期間も必要です。
そのため、飲食店にとって改装は覚悟が必要な一大イベントと言っても過言ではありません。

当記事は改装を検討しているオーナー様に向けて
・飲食店がこだわるべき内装の3つのポイント
・注意したい内装の失敗例
・失敗しないためには内装のプロを探そう
以上の3点をテーマに内装で失敗しないためのポイントをお伝えします。

飲食店がこだわるべき内装のポイントは3つ

飲食店の内装にこだわるべきポイントは、大きく3つに分けられます。
1つは家具、2つ目は空調、そして3つ目が照明です。

1つ目の家具を選ぶ際のポイントは、ファニチャー類の高さとレイアウトです。
ファニチャーとはイスやテーブルなどを指します。
家具を選ぶ際は色味や形、レイアウトに関する大きさなど、見た目ばかりを意識しがちです。
ですが、家具を選ぶ際には「高さ」も、重要な要素です。

イスやテーブルが占める面積の大きさはイメージがしやすく、レイアウトもしやすい特徴があります。
しかし高さは数字を見ただけではイメージが難しいのです。
ファニチャーの高さは、そのままお客様の視点になります。

お店のレイアウトやお客様に見せたくないスペースなどは、お客様の視点から逆算して検討するものです。
だからこそ、家具選びは慎重に、できるだけ具体的にイメージできるようにしましょう。

また冷え込む季節には、お客様の上着を預かるクロークのスペースやハンガーラックが必要になります。
イベントに合わせて装飾や置物を置くこともあるかもしれません。
今だけでなく、今後もどのように使っていきたいかまで考えましょう。

2つ目の空調のポイントは客席と厨房に分けて考えます。
せっかく改装をするのですから、お客様も従業員も快適な空間を目指しましょう。
客席でもっとも避けたい問題は、空調に関するクレームが発生することです。
空調でストレスを感じさせてしまうと、料理や空間を楽しんでもらえません。

それどころか、お店への評価はぐんと下がってしまうでしょう。
客席への空調の流れは、意識しましょう。
そして予算に余裕があれば厨房の空調も改善しましょう。
厨房の環境は飲食店の将来を左右する大事な部分です。

従業員の士気やコンディションを気合任せにしてはいけません。
物理的に環境を整えることで、従業員にとっても働き続けたいお店になり、より発展させることができるでしょう。

3つ目の照明は、空間の顔を決める重要な要素です。
照明はオーナー様の理想の雰囲気を突き詰めればいいと思います。
ただ改装をすることで、家具のデザインや位置、空調を変えれば機材の場所が変わります。
それらに合わせて最適な位置と光量、照明機器を、改めて調整しましょう。

他にも注意したい内装の失敗例

残念ながら数多ある飲食店の中には、失敗してしまった内装例もあります。
今後の内装で失敗しないためにも、代表的な失敗例をいくつか知っておきましょう。

内装費用に費用を掛け過ぎてしまった

何度もしない内装であり、今後のお店の命運を決めるかもしれないからこそ、内装には徹底的にこだわりたい。
飲食店経営をしている方なら、この気持ちは痛いほど分かることでしょう。
ですが、その改装自体でお店の命運が傾いてしまっては元も子もありません。

改装は現状目に余る課題を、早急に解決できる特効薬です。
ですが、手を尽くせば尽くすほど、費用は増えます。
改装前は、本質的な課題は何か、どれだけ、どんな改善をすればいいのかを正確に見極める努力をしましょう。

着工後に業者と意見が食い違う

着工後のやり直しは非常に手間が掛かるだけでなく、リスクも増えます。
費用が増えたり、着工期間が延びたりして開店ができない、などが代表例です。
業者に信頼して任せるためには、親身になってくれて信頼できる業者に任せること、これに尽きます。

改装案や準備も大切ですが、業者選びも慎重に行いましょう。

内装で失敗しない為には信頼できるプロを

内装で失敗しないお店は
・事前の徹底した空間イメージの設定
・信頼できる業者との理想像の共有とコミュニケーション
以上の2点を意識していると言えます。

弊社クリアデザインは空間デザインや店舗設計、そして施工までを一貫して行っています。
初めから終わりまでをお客様と共有できるため、お客様の理想の空間づくりを実現します。
クリアデザインでのコンセプトは「お客様の夢やこだわりのワーク・ライフスタイルを空間にすること」です。

設計者の案やこだわりを押し付けることは致しません。
お客様の理想の空間づくりに徹底的に寄り添います。
内装の改装を検討されている方は、ぜひ一度弊社までご連絡ください。