COLUMNコラム

お店を通りかかるとパッと目に入り、いわばお店の顔ともいえる看板。その店らしさが伝わる、入ってみたくなるデザインにしたいですよね。そこで今回は、お客さんを惹きつける飲食店の看板デザインのポイントについてご紹介します。

店舗のコンセプト・雰囲気を伝える

飲食店の看板には、店舗のコンセプトや看板メニュー、雰囲気を分かりやすく伝える役割があります。大衆居酒屋であればレトロ感のある看板にしたり、古民家を使った和風カフェや定食屋であれば墨文字を使ったり、現地感を売りにした料理店であればその国の国旗のカラーや言語を取り入れたり……よりコンセプトが伝わるデザインだと、店舗の雰囲気をイメージしやすく気軽に入店してもらえます。

また、食欲をかきたてられるような看板メニューの紹介も効果的です。「牛肉100％・炭焼きハンバーグ」「ランチ限定特製カレー」など、お店のこだわりやお得感が伝わるように載せましょう。

視認性を高める

どれだけ看板でお店の魅力を伝えても、見づらい看板であれば効果は半減してしまいます。他店の看板や周囲の景色と同化しないよう、パッと目を引く色を使用し、読みやすいサイズ・デザインの看板にしましょう。

また、情報を詰め込みすぎないことも大切です。「お客様にあれもこれも伝えたい」とつい欲張ってしまいがちですが、看板を見てもらえるのはほんの一瞬です。情報がぎっしり詰まっていると、文字や写真が小さくなり読みづらくなるため、本当に伝えたいことを伝えられなくなります。お店の魅力が一目で伝わるよう、情報は取捨選択しましょう。

通行人の流れを読む

看板を効果的に活用するには、通行人の流れを読んで設置することも重要なポイントです。朝、昼、夜やピークタイムなど時間帯別に通行人の流れをチェックして、お店に対してどの方向から通行人が来るかを確認します。より多くの人に見てもらえる位置に、遠くからでも認識できるよう設置しましょう。

また看板にも、壁面や窓面に固定するものやスタンドタイプのものなどさまざまな種類があります。店舗周辺の環境や人の流れに合わせて、最適なものを選びましょう。

看板でお店の魅力を伝えよう

今回は、お客さんを惹きつける飲食店の看板デザインのポイントについてご紹介しました。看板は、飲食店の集客においてとても重要な存在です。お店の魅力が伝わるデザインはもちろん、どこに設置するかにもこだわり、集客率アップを目指しましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。