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リゾート風の飲食店に!南国風の植栽のポイント

飲食店に南国風の植栽があると、まるでリゾートに来たかのような気分が味わえてお客様に喜んでもらえるでしょう。とはいえ南国植物にもさまざまな種類があり、育てやすい環境やお手入れの手間も大きく異なります。そこで今回は、気軽に取り入れられて、無理なく維持できる南国風の植栽のポイントについてご紹介します。

存在感のあるヤシの木を植える

「いくつも植物を育てるのは大変」という方は、ヤシの木を1本植えるだけでもぐっと南国感が増します。熱帯地方を中心に分布しているヤシですが、その種類は3300以上存在すると言われています。どの種類も日当たりと水はけの良い場所を好む性質は共通していますが、耐寒性にはばらつきがあり、日本で育てやすい種類も多くあります。

日本で育てやすいヤシの木としておすすめなのが、「ココスヤシ」です。寒さに強く、0℃近くでも越冬が可能です。上手に生育すると5~10メートルの大きさになることもあります。

アメリカのカリフォルニア州、アリゾナ州に自生する「ワシントンヤシ」もおすすめです。苗木のうちはオレンジ色の幹と緑色の葉のコントラストを楽しめて、飲食店のお庭を華やかに彩ってくれます。

気候に合った南国植物を選ぶ

日本には四季があるため、南国と同じ植物を育てようと思うと失敗することも。南国風の植栽を上手に育てるには、気候に合った植物を選ぶことが何より重要なポイントです。

まずおすすめなのが、色鮮やかな花が魅力の「ハイビスカス」です。日当たりの良い場所に植え、適切な水やりをすることで長く花を咲かせることができます。

街路樹や庭木としておなじみの「サルスベリ」も、南国リゾートを演出するにはぴったりです。美しい樹形と、夏から秋にかけて咲き誇る花が魅力です。花の色は、ピンク、赤、白などさまざま。日当たりがよく、水はけのよい場所でよく育ちます。

南国風のガーデンファニチャーやインテリアを取り入れる

手っ取り早くリゾート感を演出するなら、南国風のガーデンファーニチャーやインテリアを取り入れるのもひとつの手です。植物と違ってお世話の手間がかからないため、多忙な飲食店に向いています。

ラタン調の家具は、南国リゾート風のラグジュアリーな雰囲気を演出してくれます。近年では紫外線や雨といった過酷な環境にさらされる屋外でも長く使用できる、人工ラタンの家具も多く販売されています。

またハンモックを用意するのもおすすめです。ハンモックに揺られると自然と心身がほぐれます。ガーデンの照明として暖色系のLEDライトやキャンドルランタンを使用すると、よりリラックスできる空間になるでしょう。

ゆったり過ごせる南国リゾート風の飲食店に

今回は、気軽に取り入れられて、無理なく維持できる南国風の植栽のポイントについてご紹介しました。飲食店を南国リゾート風の雰囲気に演出することで、お客様にゆったりとした癒しの時間を過ごしてもらえるでしょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。