COLUMNコラム
印象を左右する!飲食店の天井選びのポイント

飲食店の内装デザインを考える際、天井は重要な要素の一つです。
内装の中でも大きな面積を占め、入店直後に視界に入る天井は、お店全体の雰囲気を左右します。
しかし、小さなサンプルだけでは、どの天井素材や色が自店舗に合うのか迷うことも多いでしょう。
今回は、飲食店の天井選びで失敗しないためのポイントをご紹介します。
1. 実際のイメージより暗めを選ぶ
天井の色選びでは、思い描くイメージよりも暗めの色を選ぶのがおすすめです。
サンプルを手に取って見る際、小さなサイズでは色の印象が異なり、大きな面積に使うと実際より明るく感じられることがあります。
その結果、雰囲気が崩れてしまうことも。
同じ素材や色を使用した天井の事例を写真や現地で確認すると、より具体的なイメージを持てるでしょう。
2. 内装制限を守った素材を選ぶ
飲食店の天井や壁の素材選びでは、「内装制限」を守ることが必須です。
内装制限とは、建物内部で火災が発生した際に、火の広がりや有毒ガスの発生を防ぐために定められた基準のことです。
飲食店では、1.2m以上の高さの壁や天井に「不燃材料」「準不燃材料」「難燃材料」を使用する必要があります。
火災時に有害な変形や煙が発生しない素材を選ぶことで、安全性を確保できます。
3. 汚れが取りやすい素材を選ぶ
飲食店では、調理による油や煙で天井が汚れやすくなります。
高い場所にある天井は掃除がしにくいため、汚れが取りやすい素材を選ぶことが大切です。
清潔感のある天井は、お客様に良い印象を与え、快適な空間を提供するために重要なポイントです。
適した素材で店舗の印象をアップ
今回は、飲食店の天井選びのポイントをご紹介しました。天井は飲食店の中で大きな面積を占める箇所だからこそ、お客様の居心地の良さにも繋がります。
自分のお店に合った素材を選び、理想のお店作りを叶えましょう。
東京都渋谷区に拠点を構える株式会社クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。
「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としての機能性や社会性、お客様の快適性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。
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