COLUMNコラム

和とモダンの魅力を融合!開業前に押さえておきたい和モダン飲食店づくりのコ

和モダンが飲食店で人気の理由

日本らしい落ち着きと現代的なスタイリッシュさを併せ持つ「和モダン」な空間。

おしゃれさと居心地の良さを両立できるため、飲食店の内装デザインとして高い人気を誇ります。
一歩足を踏み入れると、ホッと安心できる雰囲気が漂い、幅広い年代のお客様に好まれるのも魅力です。

今回は、これから飲食店をオープンするオーナー様に向けて、和モダンを取り入れる際のデザインのポイントをご紹介します。
これから飲食店開業をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

暗めの色で空間を引き締める

和モダンの内装では、派手な色を多く使うとバランスを崩してしまいがちです。

落ち着きと高級感を出すためには、黒や濃いグレーなどの「暗色」を取り入れるのがおすすめです。
暗色は和の趣と現代的なシャープさの両方になじみやすく、重厚感のある空間を演出できます。

ただし、使いすぎると圧迫感が出てしまうため、壁や家具の一部にアクセントとして取り入れるなど、全体のバランスを意識しましょう。

アクセントになる家具をひとつ置く

和モダン空間は木や竹、珪藻土など自然素材を多く使うことが一般的です。そこに、ひとつだけ個性的なデザインの家具を加えると、空間にリズムが生まれます。

例えば、直線的で細身のフォルムの椅子やテーブルは、和モダンの雰囲気とよく調和します。

「和」と「モダン」のどちらかに偏らないよう、全体の統一感を崩さずにアクセントを加えるのがポイントです。

低めの家具で広がりを演出

昔から床座文化が根付いていた日本では、低めの家具が心地よく感じられます。和モダンな飲食店でも同様に、家具は高さ70cm以下を目安にすると、視界が開けて空間が広がった印象に。

特に小規模店舗や天井の低い物件では、この工夫が居心地の良さを左右するポイントとなります。

バランスを大切にした和モダン空間づくり

和モダンの魅力を最大限引き出すには、和風の素材や色味をベースにしつつ、家具やアクセントカラーで現代的な要素を加えることが大切です。

「純和風」になりすぎず、「洋風」に傾きすぎない、このバランスが心地よい空間づくりのカギとなります。

東京渋谷区を拠点に活動する店舗設計のクリアデザインでは、飲食店の設計から施工までを一貫して対応しています。店舗のコンセプトに沿ったデザイン提案で、お客様の理想を形にします。飲食店開業をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。