COLUMNコラム
飲食店からの積極的アプローチ。「イベント」を成功させるコツ
飲食店の集客の一手「イベント企画」
集客には様々な方法があります。
もちろん、安定した集客をしていくためには、食事のクオリティーが一番重要ですが、店の居心地の良さ、サービスの良さも大切です。
しかし、現状できている集客からさらに一つ抜け出すためには「イベント企画」が効果的と言えるでしょう。
イベントをすることのメリット
イベントを実施することで得られるメリットは大きく分けて2つあります。
1つ目は、単純にイベントを行うことでその日に多くの来客数を獲得できるということす。
2つ目は、常連客にとっても今までと違ったマンネリから解消されるため、彼らにまた足を運んでもらうというきっかけを作れるということです。
イベントを行うことで「勢いのある店」ということを印象づけられるので、今後の来客数UPにもつながります。
効果的な「イベント」を企画するために
- 成果指標の設定
まずは開催するイベントの達成目標を設定することが重要です。
闇雲にイベントを行うのでは無く、成果指標を設定することでイベントの振り返りが可能になります。イベント毎の振り返りをしっかりと行うことで、イベントの質を上げていくことが出来ます。
具体的な成果指標は、大きく分けて「売り上げ重視」と「新規顧客の開拓重視」の2種類に分かれてくると思います。
まず、どちらをより重視したいのかということを明確に決めて、具体的な数値として、指標を出しいくのがベストです。
売り上げ重視であれば、「イベントを行った日の売上高」や「平均売り上げに対しての上昇率」などがあるでしょう。
新規顧客の開拓重視であれば、 「来店者数」や「平均来店者数/ 日 に対しての上昇率」などが考えられます。
- ターゲット
店のコンセプト決めや、店舗設計にも通ずることですが、イベントにおいてもターゲットを絞ることは非常に重要です。
ターゲットがぶれてしまうと、集客において思わぬ失敗を招いてしまいます。
- テーマを決めるなど
ターゲットさえ決めてしまえば、後はテーマや具体的に行う内容を決めていくフェーズに入ります。
この際にターゲットとしたペルソナに近い人物と話し合い、ヒアリング、ディスカッションを重ねていき、より詳細な内容を決めていきましょう。
また、ターゲットを絞ることで、より効果的な広告施策を行うことが出来ます。
若者向けならインスタグラムやFacebookなどのSNSを主体にネット広告を打てば大きな効果を期待できます。逆に年配層をターゲットとするならば、紙媒体のチラシなどを選択した方がいいかもしれません。
- 費用から価格設定を出す。
ここまでで成果指標を決め、ターゲットを絞り、テーマや広告施策を決めることが出来ました。ここにきて初めて、費用というものが見積もれます。
もちろんあらかじめ費用を決めておいてそこから全て決めていくというやり方もできなくはないですが、そうなると、「予算内でやる」という機械的なイベントになってしまいがちです。
本当にスタッフとお客様全員が心から楽しめるものを作るためには、「やりたいこと」を決めておいて、かかる費用から、価格設定を割り出した方がより良いイベントにすることができます。
イベントで新規顧客の呼び込みを図る
イベントは新規顧客の獲得の最大のチャンスと言えます。
その時期、その地域特有のイベントに合わせて店舗でもイベントを実施するのが得策でしょう。
その際にはしっかりとした計画が欠かせません。
私たちクリアデザインではイベントをしやすい店舗設計も得意としています。
新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。