COLUMNコラム

意外とかかる飲食店の電気代。どうやって節約するべき?

ランニングコストで削るべきは電気代!?

飲食店を経営する上で、初期コストは大きな問題ですが、同時にランニングコストに関しても頭の痛い問題となってきます。

一番多くのコストがかかると言われているのが人件費ですが、そこを削ってしまうとサービスの質が低下してしまうので、あまりおすすめはできません。

もしかしたら、削ることができるのは水道光熱費などの公共料金かもしれません。

飲食店で適切な光熱費ってどれくらい?

どのような形態、規模で店を運営するかによって多少の変動はありますが、飲食店、レストランの 売り上げのだいたい7%が水道光熱費に消えて行くと言われていてこれが「スタンダード」と言われています。

その「7%」の中で電気代の割合はなんと80%とも言われています。

その「80%」のうち、空調、冷蔵庫、照明というのが大半を占めており、例えば、経済産業省の調査では居酒屋経営における電力使用率は照明: 30%、空調: 23%、暖房機器: 40%と出ています。

つまり、この3つに関して考えることが店舗の電気代節約の鍵となるのです。

しかし、もちろん闇雲に削って良い訳ではなく、もしそうした場合、サービスの質が下がり、お客様に直接的に負担をかけてしまうからです。

サービスを落とさず電気代を節約する秘訣

しかし、「サービスを落とさず電気代を節約する秘訣」はあるのでしょうか?

やはりそこにおいても空調、冷蔵庫、照明が鍵を握ってくるでしょう。

冷蔵庫では冷蔵庫の中にビニールカーテンを設置すると、開けた際に外気の温度に触れて内部温度が上がるのを防ぐことができるため、再冷却分の消費電力を減らすことができます。

照明を通常のものからLEDにするというのも、大きな消費電力の節約になります。
LEDは「水銀灯と比べて約80%」の省エネになると言われています。
また、寿命は10年ももつので、元も十分に取れるでしょう。
空間演出などで、ライトを多く使わなければいけない店舗は是非取り入れた方がいいでしょう。

エアコンの温度を過度に下げるのはもちろん避けましょう。
夏場などはたまに「寒すぎる」レストランがあるので、少し温度を上げるだけで節約だけでなく、サービス向上にもつながります。

また、外の室外機周りに物を置いたりしないようにすることも、物からの照り返しの熱を避けることができるので、電力節約の手助けになります。

理想の店舗設計を求めている方へ

上で紹介したように、少し電気代に気を配るだけでも、経営コストを減らすことができます。

それに加え店舗設計という観点でも省エネの店舗作りというのを実現可能です。
クリアデザインでは、オーナー様の理想の店舗のコンセプトに添いつつ、無理のない形で、ランニングコストの掛かりにくい店舗デザインも提供しています。

新たに飲食店出店を考えておられるオーナー様は飲食店ならではの問題も解決できるクリアデザインに是非一度ご相談ください。