COLUMNコラム
街を知り、飲食店の設計を知る – 大企業が所在するオフィス街に求められる飲食店とは?
来店客層を理解して効果的な店舗設計を
来店客層、つまりターゲットを絞って、効果的に店舗展開をしていくことは店舗経営において非常に重要となってきます。
若者向けにするのか、カップルをターゲットにするのか、専業主婦なのか、OLなのか、女子高生、女子大生なのかといったことで立地はもちろん、店舗形態やデザインなど様々な点で変更しなくてはなりません。
例えば、「サラリーマンの街」として有名な新橋、飯田橋などは大手広告代理店、電気通信業界の大手企業がひしめき合っています。
このような場所に出店するとなると、ターゲットとして、昼休憩や、夜仕事終わりの「サラリーマン」、「OL」などは外せなくなってくるでしょう。
関連社員と取引先企業のスタッフが行き交う街で、どんな飲食店を作る?
大企業のひざ元にある飲食店では、一般社員や取引先企業の営業マンが憩いの場として使える等身大規模のカフェテリアや、接待に使える高級ダイニングまで、このような大企業がひしめく地域ではペルソナの範囲も幅広く様々な業態が考えられます。
例えば、最近では昼はランチも提供する「カフェ」として、夜は居酒屋として2回転させるタイプの形態がこのエリアでは流行っていると言えます。
そうすることで、昼と夜のどちらも来客数を増やすことができるので、結果として、店舗の売り上げも向上します。
忙しいサラリーマンやOLが昼休憩などで食べる場所といえば、やはりラーメン店も外せません。
ラーメン屋では、カウンター席を中心にするなど、回転率を高めることができるので、昼間の短時間に一気に売り上げを伸ばすことができます。
席数やカウンター席、テーブル席の配置検討に。
どのような店舗を経営するかによって、営業時間も変わってきますし、席数、席の種類もいろいろと変わってきます。
例えば、接待に使える高級ダイニングなどでは、基本的には夜、そして深夜遅くまでの営業ということになってきますし、個室はマストというか、むしろそれがメインとなるでしょう。
個室であるので、プライバシーが守られることはもちろん、どのような人数でも対応出来るので、その点も大きなメリットとなります。
上でも触れたラーメン屋などは昼が中心の営業となり、夜は営業するとしても、居酒屋に客層が流れていってしまうので、そこまで人員を割かなくても良くなるでしょう。
また、その場合、個室などはほぼ必要無いでしょうし、カウンターメインの席がベストとなるでしょう。
街に溶け込む飲食店設計ならクリアデザインへ
店舗出店の際には必ずターゲット設定が必要です。
そこからコンセプトを決めていき、店舗設計をしていくことで、街に溶け込み、みんなから愛される飲食店になるのです。
私たちクリアデザインではオーナー様の要望に添いつつ、その土地やコンセプトにあったベストな形での店舗デザインを設計しています。
新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。