COLUMNコラム
経営者として知っておきたい「レストランテック」の潮流
テクノロジーが変える次世代の飲食店とは?
料理人としてだけでなく既に「経営者」としての自覚が強いオーナー様にとって、テクノロジーというのは非常に興味深い分野であると言えると思います。
そこに目をつけるのは決して間違いではありません。
現在、「団塊世代の定年」や「少子化世代の成人化」が原因となり、数多くの業界で人手不足が進んでおり、それは飲食、レストラン経営においても他人事ではありません。
事実、これを読んでおられるオーナー様も人員確保にすでに苦労した経験があるのではないでしょうか?
また、経営上のコスト削減というのも売り上げを上げる上で欠かせないものとなってきます。
飲食店経営においてテクノロジーを取り入れれば、これらの最重要課題を一挙に解決出来る可能があります。
今回はそんな飲食店の在り方を変えるかもしれない自動化サービス「レストランテック」を3つ紹介します。
飲食店の在り方を変えた自動化サービス3選
レストランテックと言っても様々な種類のものがありますが、大きく分けると3種類のジャンルがあり、それぞれ「顧客」、「店舗運営」、「設備」となります。
顧客に関してはカスタマーエクスペリエンス、つまり顧客体験の部分を司り、店舗運営発注や在庫管理などのオペレーション部分、設備に関しては実際の店舗内の自動化を司ります。
「顧客」に関しては近年、電子決済での会計自動化が大きな成長を見せています。
TabbedOutというアプリでは客側がコードをレストラン側に伝えるのみで、会計を待たずに、また伝えることもなく、モバイルで決済できるというもので、割り勘なども可能なので、決済の手間を大幅に省き顧客体験を向上させています。
「店舗運営」においては「When I work」というスケジュールアプリが有名で、現在も約700万のユーザーを獲得しています。
これは従業員のスケジュール、勤怠管理を行うことができ、マネージャーの8時間分の仕事を15分に軽減することができると言われています。
「設備」に関して、近年「スマートキッチン」の進展は目をみはるものがあります。
スマートキッチンとは、人が調理するのではなく、キッチン自体でロボットが自動で調理するものです。
例えばOctoChefというたこ焼き調理ロボットはアーム型のロボットでAIでの画像認識を搭載して、自動たこ焼き生成を実現。
実際に長崎ハウステンボスで導入されて従業員3-4名必要とする店舗を1名でも行えるようにし、人員削減に成功しました。
「最先端の店舗設計」をクリアデザインで
上で紹介したように、現在ではレストランテックを導入することのメリットが非常に多く、最も注目を集めているとも言えます。
私たちクリアデザインはレストランテックの導入も検討しながら、オーナー様の希望に沿いながら、人間中心設計をベースとした「最先端の店舗設計」を実践しています。
新店舗出店をお考えのオーナー様は是非一度、クリアデザインまでご相談ください。