COLUMNコラム
飲食店における営業中のストレスは空間設計が原因になっている
飲食店業務は活気があり、やりがいに満ち溢れることができる反面、本気だからこそストレスに悩まされる機会も多い仕事です。
残念ながら業種の中でも離職率が高い業界なことで有名です。
オーナーや店長、その他の従業員もストレスを感じずに働けることが理想であるにも関わらず、なぜそのような事態に陥ってしまうのか。
人間性や人間関係の問題にしてしまえばそれでおしまいですが、もしかすると原因は空間設計にあるかもしれません。
明らかに動きにくい動線、効かない空調、違和感のある照明や配色など、些細な不満の積み重ねは時に大きな問題となります。
当記事では、ストレスの原因は空間設計で改善できる可能性があることを
・空間設計のズレが及ぼす営業への影響
・空間設計で改善できるストレスや問題は多い
・空間設計はお客様も従業員もどちらも快適を目指そう
以上3つをテーマに解説します。
空間設計のズレが及ばす営業への影響
前提として、常に完璧な空間設計はありません。
飲食店ではその場その場に合わせた柔軟な対応が必要だからです。
それを踏まえた上で、より多くのストレスを減らし、問題を解決できる空間設計が理想の空間と言えます。
飲食店の空間に求められる要素は「動きやすい」「変化に強い」ことです。
営業中はお客様も従業員もとにかく動きます。
そのため主要通路が狭かったり、動線が確保できていなかったりすると、思わぬタイミングで問題が発生します。
迅速に処理ができ、原因を突き詰めると通路が狭いという根本的な問題に突き当たるのです。
お客様に非は無いですし、従業員も一生懸命となれば、行き場のないストレスを多少なりとも抱え込むことは仕方がありません。
また何かトラブルがあった際に動線が1つしかないとなると、お客様に迷惑をかけるかもしれません。
そのため、ある程度変化に強い、柔軟な設計も必要です。
空間設計で改善できるストレスや問題は多い
飲食店の空間設計で課題となるポイントはある程度決まっています。
例えば、照明の数や位置、厨房とホールの出入りがしづらい、スペースに余裕がないなどです。
ですが、総じてこうした課題は変更がしづらい根本的な課題のままであることが多いです。
それは改装には、費用も時間も必要だからです。
「ここが嫌です」「やりづらいです」といった意見で毎回改装するなど現実的にはあり得ません。
だからこそ、意を決して改装をするとなった際には、様々な問題を解決できる可能性を見落としてはなりません。
空間設計はお客様も従業員どちらも快適を目指そう
空間設計の改装に伴い大切なことは「従業員もお客様も快適な空間作りをすること」です。
弊社クリアデザインではそれを「人間中心設計」と呼び、デザイン案の軸として考えています。
従業員が気持ち良く楽しそうに働いているお店は、お客様にとっても魅力的です。
また飲食店としてお客様の快適性を最大限に考慮した空間の提供は、お客様が喜んでくださるだけなく、結果的にお店側にもメリットがあります。
本気だからこそ生まれるストレスのパワーを、さらに目の前のお客様に、営業に繋げられる可能性が店舗改装にはあるのです。
もし出店や改装を検討されているオーナー様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度弊社までご連絡ください。
精一杯、理想の空間作りのお手伝いを致します。