COLUMNコラム
お子様連れの親御さんのために、飲食店でも用意したいオムツ交換台
お子様連れのお客様に優しいお店づくり
店舗運営において大切なことの一つは、ターゲットを明確にすることです。
ターゲット層をファミリーや30歳代のカップル、女性とした場合、考えなければいけないのが「お子様連れ」についての問題です。
特に0-3歳くらいの小さなお子様を連れて食事される方は、化粧室に「オムツ交換台」が設置してあれば、とても利便性が高くなります。
家族連れの層をメインターゲットにしている飲食店さんは、必ずと言ってもいいほど必要ではないでしょうか。
日本では東京都や大阪府、兵庫県で地方自治体の条例があり、床面積1,000平方メートル以上の百貨店や飲食店等のトイレに、オムツ交換するスペースの設備を義務づけています。
アメリカのニューヨークでは1月に男性トイレにオムツ交換台の設置を義務付けました。
オムツ交換台はお子様連れのためだけではない!?
最近トイレでよくみるオムツ交換台は、お子様連れのお母さんだけが使っているわけではありません。
トイレの利用時に、カバンを置くスペースが設けられていない経験などありませんか?
トイレの床に荷物を直接置くのは少し気が引けますよね。オムツ交換台はお子様連れの層だけでなく、荷物を置くこともできるので、使い道はいくつかあります。
利便性の高い「オムツ交換台」は、色々な年齢層から求められているものだと思いませんか?
オムツ交換台のスペースと費用
そのような背景を考慮して、実際に店舗にオムツ交換台を設置することを考えてみましょう。
トイレに設置するサイズ感を考えてみると、トイレ室内に「最低2㎡のスペース」が必要となってきます。
価格に関しては、壁に取り付けるタイプのものだと15万円、置き型タイプだと5万円ほどで設置可能となります。
このように聞くと「思っていたよりも高いな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりターゲットとしている顧客の満足度が上がるとなれば、導入を考えても良いのではないでしょうか。
お子様連れに優しい店舗デザインなら
多店舗をお持ちの方で、トイレのスペースに余裕があるなら、オムツ交換台を設置するといいかもしれません。
新店舗出店を考えられている方は、事前にオムツ交換台スペースを見越したトイレ設計をしておくのはどうでしょうか。
トイレを広めにつくることで、空間の余白を生むことができて、トイレの清潔感や好印象につながります。
女性客に好かれる店舗にするならば、今すぐにオムツ台を設置するのではなくても、トイレは少し広めにするということを心がけるといいかもしれません。
トイレやオムツ交換台を含め、私たちクリアデザインではオーナー様のコンセプトに添いつつも、お子様連れにも優しいデザインをそこに最善の形で融合させていくことが可能です。
新店舗をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。