COLUMNコラム

おいしさの組み合わせ。「フードペアリング」とは?

飲食店を経営している方でも、聞いたことのない「フードペアリング」という飲食業界の用語があります。

食べ物と飲み物の組み合わせについて考えることを意味しています。

別々に食べてもおいしいけれど、食べ物や飲み物を組み合わせることで、よりおいしさが際立つような瞬間です。

フードペアリングは、飲食における新しい可能性を秘めていて、開拓されていない組み合わせがまだまだあります。

食べ物と飲み物の組み合わせについて

食べ物同士、食べ物と飲み物のペアリングを考えるにあたっての事例をご紹介します。

・味が似ているもの

(白ワインと豚肉、赤ワインとチーズなど)

・色が似ているもの


(赤ワインに赤身肉、白ワインと白身魚など)

・味が対極になるもの

(脂がたっぷりな肉料理とレモン、臭みの強いブルーチーズとフルーティな香りの白ワインなど)

上記の組み合わせは、フードペアリングの基礎的なルールとなっています。
人の感じる甘味、酸味、塩味、苦味、辛味などの組み合わせ、香りや同じ系統な食べ物や飲み物を組み合わせることによって、味の相乗効果が生まれます。

1品で完結しないフードペアリング

西欧などでは、ワインの接点が根深いので、食事時のフードペアリングに対する意識が強いのが特徴的です。

また、飲食店で提供しているコース料理では、前菜、スープ、メインなどと、口の中で味が完成するように考えられ、調理されているのもフードペアリングの楽しみ方となっています。

フードペアリングに合わせる「お店のデザイン」

開拓されていないフードペアリングは、まだ多く存在しています。

そこでしか味わえない組み合わせを考えるにあたって、お店の空間も独創的なものへデザインしてみませんか?

弊社ではオーナー様が思い描いたコンセプトから一貫して設計に取り組んでいます。
新店舗出店をお考えのオーナー様は、是非一度、クリアデザインまでご相談ください。