COLUMNコラム

現在の20~30代はSNS(InstagramやTwitterなど）を用いて、飲食店を探すようになりました。つまり、インスタグラム（instagram）は、若年層の集客に欠かせないツールの1つなのです。

利用者が多いことはもちろんですが、写真による料理や空間のPRができるだけなく、位置情報やハッシュタグによる検索システムなど、飲食店の宣伝に相性が良いことが主な理由です。
最近では「インスタ映え」というフレーズも生まれ、社会現象になっています。

実際に「インスタグラマー」と呼ばれる職種も生まれ、インスタグラムを活用した企業広告やPR活動なども当たり前の時代となりました。

そこで当記事では、
・料理がより写真映えするカメラアプリ3選!!
・訪れたくなる？写真映えする撮り方
・写真の投稿時に気をつけるべきこと
以上3点をテーマに、SNS時代の波に乗って若年層を呼び込むための、インスタグラム活用術をお伝えします。

料理がより写真映えするカメラアプリ3選!!

インスタグラムで反響を得るには、写真にこだわる必要があります。
以下は、人気のあるカメラアプリです。
多くの場合、写真の色味や雰囲気を加工して投稿し、魅力をPRします。

1.Foodie – 生活のためのカメラ

「毎日を美味しく、楽しもう」をテーマに、料理撮影に特化した加工フィルターが30種類以上使えるアプリです。
一眼レンズで撮影したようなプロ仕様の写真が、スマホ一台で簡単に撮れます。

2.Instagram

インスタグラムのアプリそのものにも、写真映えする加工フィルターが備わっています。
特別なアプリをわざわざ入れなくても、十分に宣伝として使える写真が撮れます。
色々と用意することが面倒だ、という方におすすめです。

3.おいしくなるカメラ

料理撮影に特化したカメラアプリです。
撮影時は画面に加工フィルターをかけた状態で撮影ができます。
そのため、撮影後のイメージがしやすく、こだわりの一枚が撮りやすいです。

PRする写真は料理だけである必要はありません。
店舗の内装や外観の雰囲気、スタッフ、イベントの様子など魅力となる要素も、しっかりと伝えていきましょう。

 

料理の写真映えさせるコツとは!?

見映えの良い、いわゆる「インスタ映え」する写真には共通点があります。
撮影時のポイントを押さえて、より反響のある投稿を目指しましょう。
押さえたいポイントは大きく分けると3つです。

①明るい色で、暗い色はNG

料理写真は明るい空間で撮影しましょう。
特別な照明がなくても、自然光で十分です。
意図的に、影や暗がりで撮影するテクニックがありますが、集客を目的としたインスタグラムとの相性は良くありません。

撮影後に写真を加工するときも、基本的には明るく仕上げます。
フィルターをかけるのであれば、モノクロはもちろん、寒色系も控えてください。
暗い色は食慾を減退させ、料理の魅力を損ないます。

②メインとする料理を絞る

撮影時はできるだけ、1品ずつ撮影しましょう。
写真には構図という、より被写体の魅力を引き出すためのテクニックがあります。
それを踏まえると、構図の中でメインとなる被写体を決めた方が、撮りやすいです。
慣れてくれば、コース料理を一挙に撮影し、より魅力的に撮影できるでしょう。

しかし、始めの内は構図がハチャメチャになり、もったいない写真が出来上がります。
魅力を引き出しきるためにも、まずは被写体を絞った撮影がおススメです。

③簡単な構図を知っておく

料理の写真でよく使われる構図は
・三角構図（料理を三角形に並べ、斜め上から撮るもの）
・対角線構図（料理を対角線上に並べ、斜め上から撮るもの）
・真上構図（料理を真上から撮るもの）
撮影方法に迷ったら、上のどれかを試してみましょう。

人気店のインスタグラムでも、上記の構図は頻繁に使われています。
また「これいいな」という構図があれば、積極的に取り入れていきましょう。

インスタグラム投稿時に気をつけるべきこと

最後は、投稿する際に確認すべきポイントをお伝えします。
押さえるべきポイントは2つです。

①位置情報をつける

インスタグラムでは、位置情報といって、お店の住所を載せられます。
写真が気になったお客様に、場所を知ってもらえるように忘れずに載せましょう。

②ハッシュタグ

このハッシュタグが、インスタグラムでの宣伝効果を高めるうえで、とても重要です。
ハッシュタグとは「#」この記号の後に、お客様が検索で使うキーワードを予想して、投稿に記載します。

例えば、あなたのお店がイタリアンで新橋にあるとします。
そして、投稿する写真は、ランチメニューでおすすめのパスタです。
この場合は、「#イタリアン #新橋 #ランチ #おすすめ #パスタ #店舗名」などとします。
すると、ランチタイムに新橋でイタリアン（パスタ）が食べたいお客様の目に触れさせることができます。

お客様の二ーズを満たしつつ、店舗の魅力もアピールできる「ハッシュタグ」が理想的です。

居心地の良い空間で、価値ある味をつくる

最近は、たった1つのSNS上にある情報から、人気店が生まれる時代です。
そのため、写真撮影や投稿時のハッシュタグなど、1つ1つの投稿にこだわりましょう。

ですが、大切なのは見た目だけではありません。
飲食店の本質的な価値は、料理の味やスタッフを含めたお店の雰囲気ではないでしょうか。いくつもの土台があって初めて、集客に繋がるアピールができます。

弊社クリアデザインの空間づくりは「人間中心設計」が軸です。
ご飲食を堪能するお客様、店内で働く従業員のどちらにも快適な空間を提供します。

また、設計者の考えやデザインを押し付けることは致しません。
お客様の夢やこだわりに寄り添った空間づくりを、共に行っていきます。
新店舗をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。