COLUMNコラム
【利便性良し!】需要が高まる飲食店テイクアウト
テイクアウトが高まる需要
近年、「ポータブル(持ち運びが可能)」と「グルメ(おいしいもの)」を掛け合わせた造語「ポータグルメ」が飲食業界の重要なキーワードとなっています。テイクアウトで食べ物や飲み物を提供する飲食店が増え、これまでテイクアウトを用意していなかった店舗も積極的に取り入れるようになっています。たとえば、2019年は、若い層を中心に大流行したタピオカドリンクや東京の新大久保界隈のチーズドッグなどスタンド販売形態の店舗が目立ちました。
飲食店にとってテイクアウトを取り入れることの最大のメリットは、限られた店内のスペースを消費せずにすむ点。回転率を上げることなく、大幅な売上拡大につながる可能性があります。繁忙時にスタッフが不足するようなケースでは、テイクアウトを受け付けないこともできるなど、状況にあった対応ができるのも魅力です。
ただし、テイクアウトを取り入れる際には注意点もあります。通常の飲食店営業許可証の場合、販売できるのは調理場内で調理したもののみ。ところが、たとえば注文の増加に対応するために新たに調理場を設置するケースなど、既存の調理場以外に施設を設けて販売する場合は、新たに保健所に申請手続きを行い、検査を受ける必要があります。
テイクアウトで便利なアプリ4選
テイクアウトを利用すれば軽減税率が適用され、消費税が8%のままとなることから、テイクアウトやデリバリーの需要はますます高まりつつあります。とくに、来店することなくテイクアウトの注文や決済ができるアプリの利用者も急激に伸びているようです。なかでもとくにユーザーが多いものを取り上げてご紹介しましょう。
LINEポケオ
LINEによるテイクアウトサービスです。LINEアプリを使った店舗検索や注文が可能。多くのアクティブユーザーを抱えるのが魅力で、2020年までに3万店の加入を目指しています。
・初期費用:不要
・利用手数料:プラットフォーム利用手数料、オーダー手数料。そのほか、ポイント付与金額が発生します。
・公式サイトはこちら
PICKS
スマートフォンさえあれば、注文の受付・決済、受け渡しができるアプリ。手軽に導入できるほか、ポイント制度や独自の店舗検索など、集客のための施策が強みです。
・初期費用:不要
・利用手数料:1店舗当たり3,000円+売上の10%(10店舗以上の法人のみ)
・公式サイト:こちら
POTLUCK
利用客が月額料金を支払う定額制のテイクアウトサービス。ランチ予約が確定するのが当日10:30と、繁忙時を避けた準備が可能なのが魅力です。
・初期費用:非公開
公式サイトはこちら
menu
シンプルなインターフェースで直感的に操作できる受注管理タブレットを使って注文受付できるアプリ。現在、初期費用無料キャンペーンを実施中です(2019年11月)。
・初期費用:5万円
・利用手数料:13%
公式サイトはこちら
テイクアウトを目立たせる店舗デザイン
ポータグルメの人気にともない、テイクアウトを取り入れる店舗は増えていますが、飲食店のなかには、テイクアウトに対応している店舗かどうか、外観からは判別できないケースも少なくありません。クリアデザインでは、トレンドやニーズに応じた店舗づくりをご提案し、機会損失のない健全でスマートな運営のお手伝いをしています。新店舗・改装をお考えのオーナー様は、ぜひ一度、クリアデザインまでご相談ください。