COLUMNコラム
飲食店にありがちな2月の閑散期を回避!寒い季節のための集客アイデア
飲食店が2月に閑散期を迎える理由
行事が重なる年末から年明けが過ぎると、財布の紐が固くなりがち。寒さも手伝い、2月はいろいろな業種で売り上げが落ちる傾向があります。お盆や帰省などでやはり出費がかさみ、消費が鈍りやすい8月と合わせて、俗に「ニッパチ」と呼ばれることも。消費行動が抑制されがちな2月に閑散期を克服するアイデアについて解説します。
2月に効果的な集客のアイデア
こたつ席を設ける
日本人が好む暖房器具といえば、こたつ。足元をあたためながらゆっくり過ごせる演出があれば、客足が減る季節でも、顧客単価アップが期待できます。
冬ならではの特別メニューを展開
冬の味覚を楽しめる、2月ならではの特別メニューを提供するのもよいでしょう。「限定」「旬の◯◯が今だけ〜円」と、「今だけ」感、「お得」感をアピールするのがポイントです。
ホットドリンクやスープなど、暖かいウェルカムドリンクを用意するのもおすすめ。ただでさえ売り上げが少ないのに、と思いがちですが、「あそこへ行けばあたたかい飲み物がもらえる」ことを知っているだけで、不思議と足が向かってしまうものです。
クロークを用意
冬場は上着の置き場に困ってしまいがち。食べ物の匂いがコートに付着するのを嫌う理由で飲食店の利用を避ける人もいます。専用のクロークがあれば、置き場所問題も匂い問題も解決できます。クロークといっても、ハンガーをかける場所があり、上着を覆えるだけの大きなビニールがあればOK。使用していないスペースを活用してみてください。
イベント性を意識したキャンペーンを実施
節分やバレンタインデーといった2月ならではのイベントに合わせてキャンペーンを打つのもおすすめ。豆を使った特別メニューや2/14にちなんで2,140円でチョコ食べ放題など、アイディア次第です。
置き型の後付暖房器具が意外と暖かい
2月の客足がまばらなのは、もしかしたら店舗が寒いのが理由かもしれません。飲食店では業務用エアコンを使用しているケースが多いと思います。ところが、旧型の製品を長く使っている場合など、圧縮機や送風機などの部品が経年劣化し、思うような暖房効果が得られていない可能性があります。
メンテナンスするより買い直したほうがコストがかからないケースもあり、新品のものに交換となると大きな工事となってしまうため、閑散期の2月には痛い出費となるはずです。
そんなときにおすすめなのが、置き型の後付暖房器具です。業務用エアコンと比べて弱い、効率がよくないと思われがちですが、局部的な暖房効果が得られるため、窓の近くの席など冷気が強い場所に設置すると十分な効果が期待できます。
寒い冬、店舗内があたたかいことは、それだけで利用する理由になることもあります。臨機応変な対応で、閑散期を乗り切りたいものですね。
コンセプトに合った集客方法で閑散期を乗り切る
どんな集客方法をとるにしても、それが店舗のコンセプトに合致していなければ逆効果。消費が鈍る季節だからこそ、ブレない戦略で店舗の魅力をアピールしたいものです。クリアデザインでは、店舗のコンセプトの立ち上げから店舗内装デザイン設計まで、トータルでサポート。建築・内装デザインの側から魅力ある特別感のあるお店づくりお手伝いをしています。新店舗出店や改装をお考えのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。