COLUMNコラム
マンションやアパートの1階で飲食店開業!メリット・デメリットをご紹介
路面店やデパート、駅構内のテナントなど、現代において飲食店を経営できるスペースはさまざまです。その中でも特殊なのが、マンションやアパートの1階での経営。居住者にとって身近なお店となるため、たくさんの客が見込めそうではありますが、油断すると思わぬトラブルに発展してしまうこともあります。そこで今回は、マンションで飲食店を経営する際のメリットとデメリットをご紹介します。
マンションやアパートの1階で開業するメリット・デメリット
マンションやアパートの1階で開業するメリット・デメリットは、それぞれ以下の通りです。
メリット
マンションやアパートの1階で開業する上で大きなメリットは、視認性が高く集客力が高いこと。アパートやマンションの1階ということは、必然的に路面に接することになります。空中店舗や地下店舗と比較すると、中の様子や入り口も分かりやすいため、高い集客力が見込めます。また近隣住民にとっては「家から最も近いお店」となるので、リピーターになってもらえるハードルが低いです。
こうしたメリットがありながらも、マンションだからといって特別な許可を取得する必要がないのもポイント。通常の飲食店営業許可さえあえば開業が可能です。条件さえ満たして大家さんの許可を得られたら、マンションの一室で開業することもできます。より開業費用を抑えて小さなお店を経営したい方にはおすすめです。
デメリット
デメリットは、住民にとっては「家」なので、騒音やゴミ、匂いなどがトラブルにつながりやすいこと。通常の飲食店であれば、住宅地であっても一定の距離が保たれています。しかしマンションやアパートの1階で開業した場合、同じ建物内なので騒音や匂いが漏れてしまうリスクが高いです。開業前には賃貸借契約内容をしっかり確認し、さらに騒音やゴミ、匂いには細心の注意を払いましょう。トラブルを未然に防ぐ意味でも、住民とのコミュニケーションは重要です。
マンションやアパートの1階での開業はメリットたくさん!
今回は、マンションで飲食店を経営する際のメリットとデメリットをご紹介しました。高い集客力が見込めるマンション・アパートの1階での開業。最短で軌道に乗せたい方や、マンションの1室を活用して安く開業したい方にはぴったりです。成功させるには、「近隣住民をいかに味方につけるか」が鍵となります。コミュニケーションを大切に、理解を深めてもらいましょう。
クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。