COLUMNコラム
開業初期を乗り切る資金繰り対策3選
さまざまなハードルを乗り越えて、念願のお店をオープン!しかし、飲食店は開業してからが勝負です。経営が軌道に乗るまでの開業初期をいかに乗り切るかが、長く続くお店づくりの最初の関門。そこで今回は、開業初期を乗り切る資金繰り対策についてご紹介します。
装飾や器具に凝りすぎない
念願のお店をオープンし、「理想のお店を作りたい」と気合が高まる開業初期。しかし同時に、お客さんがつくまでは経営が不安定な時期でもあります。はじめから装飾や器具に凝りすぎず低投資でお店をスタートし、手元になるべく現金を残しておくことが大切です。経営が安定化したら徐々に装飾品や什器を充実させていく方が、モチベーションの維持につながることも。理想のお店を長く続けていくために、長期的な視点で「現状必要な装飾や器具」を考えましょう。
従業員の雇用はよく検討する
さまざまな経費がかかる飲食店経営。その中でも大きな割合を占めるのが、社員やアルバイトの人件費です。開業初期のお客さんが少ない時期は、多くの従業員を雇ってしまうとランニングコストがかさみ経営難に陥るリスクが高いです。プレオープンやオープン初日のみ単発で手伝ってくれる人を探し、その後経営が安定するまでは必要最低限の人数でまわすのがおすすめです。少人数でお店をまわす効率的なオペレーションを構築しておけば、その後も無駄な人件費をかけずに済みます。
食材ロスを可能な限り抑える
飲食店では避けられない食材ロスですが、お客さんの流れが読みづらい開業初期は余計に食材ロスを出してしまいがち。可能な限り抑えるために、はじめからメニューの幅を広げすぎないようにしましょう。また適切な原価と売値が設定されているか、実際の調理の段階で基準通りの食材使用量になっているかも重要なポイントです。
開業初期を乗り切り長く続くお店に
今回は、開業初期を乗り切る資金繰り対策についてご紹介しました。念願のお店オープン直後は、目の前のことにいっぱいいっぱいになりがち。不安定な時期を乗り切り経営を安定させるために、長期的な目線で判断していきましょう。
クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。