COLUMNコラム

昔ながらの喫茶店のような、レトロな飲食店に憧れを抱く方は多いのではないでしょうか。若い世代にとってはおしゃれで居心地がよく、ご年配の方にとってはどこか懐かしいノスタルジックな雰囲気は、幅広い世代に受け入れられます。今回は、レトロな喫茶店には欠かせないアンティーク家具を揃えるポイントをご紹介します。

ダークブラウンの木製で統一する

レトロな雰囲気の飲食店にするなら、家具のメインカラーはダークブラウンで統一するのがおすすめです。ダークブラウンはアンティーク特有の重厚感があり、落ち着いた雰囲気になります。全てを揃えられなくても、テーブルや椅子、ソファ、収納棚などの大型家具をダークブラウンの木製で統一すると印象がガラリと変わるのでおすすめです。壁材や床も木製にすると、完成度の高い喫茶店風の空間に仕上げられます。

センスの良い小道具屋やリサイクルショップに出向く

アンティーク家具を揃えるなら、センスの良い小道具屋やリサイクルショップがおすすめです。アンティーク家具の専門店も良いですが、あまり高額すぎるものを飲食店に置くのはリスクも伴います。お子様が来店することの多い飲食店だと、飲み物や料理をこぼして汚してしまうこともあります。小道具屋やリサイクルショップなら、手頃な価格でアンティーク家具が手に入ることも多いです。「こんなお店にしたい」と思えるような雰囲気のお店だと、ディスプレイなどを見てお店のイメージも膨らみます。蚤の市などのイベントも、なかなかお目にかかれないような珍しいアンティーク家具が手頃に手に入ることもありおすすめです。

家具を古道具風に加工する

飲食店開業には何かとお金がかかるため、なるべく内装は節約したいもの。しかしアンティーク家具は、値段が高いものも多いです。そこでおすすめなのが、家具を小道具風に加工して、お店のイメージを理想に近づける方法です。塗装して色を変え、ビンテージワックスを塗ったりやすりでこまかい傷をつけたりするだけで雰囲気は大きく変わります。今ある家具や安く手に入る新品の家具をアンティーク風にして、レトロな雰囲気を作り出しましょう。

居心地よいノスタルジックなお店づくり

今回は、レトロな喫茶店には欠かせないアンティーク家具を揃えるポイントをご紹介しました。高価なものも多いアンティーク家具ですが、リサイクルショップや小道具屋、蚤の市などに出向けば手頃な価格で手に入ることもあります。また色をダークブラウンに統一したり自分で加工したりするだけでも、本格的なアンティークの雰囲気を作り出すことができます。アンティーク家具を上手く活かして、お客さんが居心地よく感じられるお店づくりをしましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。