COLUMNコラム

営業時間外も収入源に!飲食店の空き時間の活用法

営業時間を長くすればそれだけ幅広いお客さんの来客が見込めますが、コストや体力が持たなければ続けられないですよね。とはいえ何もしなければ、営業時間外には収入は生まれません。そこで重要なのが、「飲食店の空き時間とスペースをいかに活用するか」です。今回は優れた活用法についてご紹介します。

間借り営業

間借り営業とは、飲食店の営業時間外や稼働していないスペースを他のお店に貸し出し、別業態として営業するスタイルのことです。「シェア店舗」とも呼ばれ、新たな飲食の出店スタイルとして浸透しはじめています。

営業時間が長くても短くても、家賃や駐車場代、水道光熱費などの固定費は毎月同じだけ発生します。空き時間とスペースを貸し出すことによって、貸し出す側にとっては固定費の負担を軽くできて、借りる側にとっても初期費用を安くして飲食店を開業できるので、双方にとってメリットのある方法です。また貸し出す側ににとっては、新たなお客さんの層を引き込めるメリットもあります。

間借り営業をするには、以下のようなマッチングサイトを使うのがおすすめです。

  • 飲食マッチ.com
  • 軒先レストラン

飲食マッチ.comは23区内と周辺を中心に間借り物件を掲載するサイトです。軒先レストランは関東だけでなく、全国の物件を掲載しています。

レンタルスペース

レンタルスペースは、貸し出す対象を飲食店に絞らず、幅広い用途でスペースを活用してもらう方法です。近年、レンタルスペースに対する需要は高まっており、イベントやパーティーの開催や撮影スタジオとしてなど、ビジネスから個人までさまざまな用途で使われています。レンタルスペースとして貸し出すには、専用の予約サイトに登録し、情報を掲載します。基本的に無料で掲載できるので初期費用もほぼかからず、場所を貸し出すだけなので効率よく副収入を得られます。

レンタルスペースのサイトとして有名なのは「スペースマーケット」です。時間や日割りでスペースを貸し出せて、短期間でも始めやすいです。

空き時間やスペースも収入に変えよう

今回は飲食店の空き時間やスペースの優れた活用法についてご紹介しました。飲食店を続けていく上では、営業時間を適切に区切って定休日を設けることも大切です。しかし空き時間やスペースは、そのままにしておくともったいないもの。間借り営業やレンタルスペースとして活用することで、新たな副収入を生み出しましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。