COLUMNコラム

安全&快適な営業のために!飲食店でするべき雪対策

記憶にも新しい2020年から2021年の冬は、前半に強い寒気が流れ込み、各地で記録的な大雪となりました。雪に慣れている地域でも、突然の降雪は思わぬ事故やトラブルを引き起こします。普段は降雪のない地域でも、万が一に備えて対策しておくに越したことはありません。今回は、雪が降ったときでも安全・快適に営業するために、飲食店でするべき対策についてご紹介します。

早めに雪かきをする

雪が積もったときは、早めに雪かきをしましょう。そのままにしておくと、来店したお客さんやスタッフが行き来することで雪が踏み固められ、スケートリンクのように滑りやすくなってしまいます。

「あまり積もっていないから」と油断は禁物。雪の量が少ないと、雪が踏み固められたときに透明な氷のようになります。近づかないと雪に気付きづらく、転倒のリスクが高まります。

営業前はもちろん、営業中もこまめに雪かきを行いましょう。あらかじめ凍結防止剤をまいておくのも効果的です。

店内の床での転倒を防ぐ

雪道を歩いてきたお客さんの靴裏には雪がついているため、そのまま入店されると店内の床がビショビショになってしまいます。滑って転倒する危険があるため、入店時に雪を落としてもらえるよう出入口にマットを用意しましょう。

また店内の床は定期的にモップなどで拭き取ります。お店側がいくら気を付けていても普段よりは滑りやすくなるため、お客様にその旨をアナウンスすることも重要です。

駐車場のスリップ対策

雪が降ったときに怖いのは、車のスリップ。駐車場にはお店までの道のりを歩いているお客様もいるため、車がスリップすると人身事故になりうる可能性もあります。リスクを最小限にするためにも、駐車場の動線上には雪がないように雪かきしておきましょう。日の当たる暖かい場所に集めておくと早く溶けます。また、お店のHPやSNS、立て看板などで、「急発進・急ブレーキ・急ハンドル」を控えるようにアナウンスしましょう。

雪対策で安全な店づくり

今回は、雪が降ったときでも安全・快適に営業するために、飲食店でするべき対策についてご紹介しました。天候の不安定になりがちな昨今では、普段は降雪のない地域でも雪が降ることは珍しくありません。いざというときに焦らないよう、安全な店づくりの準備をしておきましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。