COLUMNコラム
飲食店の大敵!ゴキブリ対策まとめ
ゴキブリ対策は衛生的な店づくりの基本
飲食店にとって天敵ともいえるゴキブリ。どんなにおしゃれなインテリアで質の高い料理を提供していたとしても、一匹のゴキブリがいるだけで、思い出したくない体験になることも。お客様が不快な思いをされて二度と来店してもらえないだけならまだしも、ゴキブリはあらゆる病原菌のキャリアであることから、食材や料理に誤って混入し、食中毒の原因となってしまうケースもあるようです。お客様に満足していただけるような衛生的な店舗づくりを実現するためには、ゴキブリ対策は欠かせないといえるでしょう。
飲食店にゴキブリが発生しやすい理由
そもそもどうして飲食店にはゴキブリが発生してしまうのでしょうか。まずはゴキブリが以下のような環境を好むのことを知ることが重要です。
・水気
・食べ物
・人の出入りともに入り込む
・隙間の存在
・他の飲食店の影響
ほとんどの飲食店では、流しや食洗器などで多くの水を使用しますが、ゴキブリは湿気のある場所を好みます。床や溝など、あらゆる箇所に水滴が付着しやすいため、とくに厨房は常に水気がある状態。ゴキブリが生息するにはうってつけの環境です。
飲食店には豊富な食べ物があります。生き延びるための栄養が豊富にあるわけですから、ゴキブリが近寄りやすいだけでなく繁殖しやすい状況といえるでしょう。
ゴキブリは、人の出入りともに店内に入り込むケースが少なくありません。飲食店には不特定多数の人が入店・退店を繰り返していますから、それだけゴキブリが紛れ込むチャンスが多いことになります。
冷蔵庫や食洗器などの隙間にも注意が必要です。人目に付きにくくて暗い物陰はゴキブリにとって格好の環境といえるでしょう。
飲食店が密集している地域の場合、他の飲食店から入ってくることも多いようです。雑居ビルなどに入居している場合はとくに注意したいところです。
ゴキブリが侵入する経路と簡単にできる対策
ゴキブリを寄せ付けないためには、侵入経路を断つことが先決。とくに以下の3点から入り込むことが多いようです。
・ドア
・排水溝
・換気扇
ドアや窓はできるだけ閉じておくのがよいでしょう。エントランスだけでなく、裏口も含め、“開けたら閉める”を徹底することが大切です。小さな隙間がある場合は、テープなどを貼って塞いでホウ酸スプレーを撒いておくと効果的。
排水溝から入ってくる場合も多いようです。閉店後、排水溝に蓋をしておくだけでゴキブリの侵入を防ぐことができます。
意外なことに、換気扇からゴキブリが侵入するケースも少なくありません。できるだけ換気扇を運転し続けることで、侵入しづらくなるといわれています。
もしもゴキブリを見つけたら?
もし店内にゴキブリがいるのがわかったら、まずはゴキブリが好む環境をなくすことが肝心です。暗くて湿り気があり、暖かく狭い場所をなくすことで、住処をなくすことにつながります。掃除を徹底し、換気をこまめに行い、除湿剤を設置するのがよいでしょう。植木鉢を置いている場合は、場所を頻繁に変えるのも得策です。
万が一、食中毒が発生すると厄介です。もし状況が改善されない場合は、はやめに業者への依頼も検討してください。
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