COLUMNコラム

飲食店の天敵!絶対に寄せ付けない害虫対策

飲食店の天敵「害虫」はどう対処する?

大量の食材を扱う飲食店は、虫たちにとってお宝の山。コバエやゴキブリなど、嫌な害虫が生息・繁殖しやすい環境です。特に蒸し暑くなる季節は繁殖が活発になります。害虫の発生は、衛生上問題があるだけでなくお客様に大変な不快感を与え、その後のリピート率にも大きな影響をおよぼします。そこで今回は、飲食店向けの害虫対策をご紹介します。

店内清掃は徹底的に

どれだけ清潔にしていても害虫が侵入してしまうことはありますが、大前提として、店内を徹底的に掃除して清潔さを保つことが大切です。床に落ちた食べ物のカスや食材が入っていた段ボールなどは、害虫が発生する原因になります。アイドルタイムやお客さまがいない時間帯などを活用して、この時期は特に徹底的に清掃を行いましょう。

隙間をふさぐ

害虫はありとあらゆる隙間から侵入してきます。換気扇や排水管、エアコンの室外機につながるホース、店舗外壁のひび割れなど、店外からゴキブリが侵入するルートは徹底的にふさぎましょう。意外と見落としがちなのが排水管。店舗の営業終了後に排水管から侵入してくることも多いので、閉店後は排水溝などに全てフタをしてから帰るようにすると効果的です。さらに閉店後に店を出る前に、ハッカやカモミールなど虫が嫌がる香りのスプレーをかけると良いでしょう。

グリストラップを定期的に掃除する

油脂分や残飯、野菜くずなどが下水に直接流れ込まないよう阻止するグリストラップ。飲食店の厨房には設置が義務付けられていますが、その性質上、害虫が湧きやすい場所でもあります。一度でも害虫が湧いてしまうと根絶するのは大変なので、定期的に掃除して防ぎましょう。バスケットは毎日清掃し、浮いてくる油脂は週に1回を目安に除去します。沈殿物やトラップ内部は最低でも3ヶ月に1回、梅雨や夏場は月に1回清掃しておくと害虫のリスクを減らせます。対処が難しい汚れはグリストラップの清掃業者に依頼しましょう。

害虫対策を徹底して清潔なお店に!

今回は、飲食店向けの害虫対策をご紹介しました。飲食店は食事をする場所なので、清潔感が何より大切。お客さんに愛されリピートされる店になるためにも、害虫対策は徹底しましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。