COLUMNコラム

うららかな春の陽気と共に襲ってくる、厄介な花粉症。花粉症は今や国民病とも言われ、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどひどい症状に苦しめられる方は多いでしょう。多くの人が外と出入りする飲食店では、花粉症対策は欠かせません。花粉が店内に入り込むと、お客さんはもちろん、お店で働くスタッフにも影響が出てしまいます。そこで今回は、飲食店の花粉症対策のポイントについてご紹介します。

スタッフに花粉対策スプレー使用を促す

外を歩くと、衣類の静電気に多くの花粉が付着します。出勤や買い出しでお店を出入りしたスタッフが花粉を持ち込まないよう、花粉対策スプレーを使用するのがおすすめです。スプレーを吹きかけることで、衣類に花粉が付着しづらくなり、付着しても落としやすくなります。店内に入る前に、外で軽くはたくようにして花粉を落としてもらいましょう。

空気清浄器と加湿器の設置

花粉が侵入しやすい店内入口に空気清浄機を設置し、さらに加湿器で店内を潤わせて花粉の浮遊を抑えましょう。

花粉のシーズンとはいえ、新型コロナウィルスの影響もあり換気をしない訳にはいきません。少しでも花粉の浮遊を減らせるよう、換気は花粉の少ない夜中や早朝を中心に行い、日中は網戸やカーテンをして行うのがおすすめです。

こまめな掃き掃除と拭き掃除

店内に侵入した花粉は、浮遊した後に家具や床に付着します。こまめに掃除して取り除かないと、店内にどんどん花粉が溜まってしまいます。いきなり掃除機をかけると花粉が舞い上がってしまうため、まずは拭き掃除で花粉を取り除きましょう。花粉が溜まりやすい店内入口や窓際は特に念入りに掃除してください。

花粉対策を徹底してくつろげる店内に

今回は、飲食店の花粉症対策のポイントについてご紹介しました。花粉症の症状がひどいと、せっかく来店してくれたお客さんも落ち着いて食事ができません。スタッフが仕事に集中できず、オペレーションに支障が出る可能性もあります。花粉症対策を徹底して、スタッフもお客さんも快適に過ごせる店内にしましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。