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飲食店の不快なベタベタをすっきり!油汚れを落とす方法

一般家庭のキッチンとは比べ物にならないくらい、日々大量の調理を行う飲食店の厨房。それだけ油汚れも溜まりやすく、「毎日掃除しているのに床や壁がベタベタする…」と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、飲食店の不快な油汚れを落とす方法についてご紹介します。

厨房の油汚れ

換気扇やガスコンロなどにこびりつく厨房の油汚れは、酸性の性質を持っています。酸性の汚れを落とすには、アルカリ性の性質を持つ洗剤が効果的です。

重曹やセスキ炭酸ソーダ、アルカリ電解水などは、薬局やスーパーで手軽に入手することができます。普段のお手入れにはこうしたアイテムも良いでしょう。しかし長期間にわたって蓄積された層の厚い油汚れは落ちにくいため、業務用油汚れ用洗剤を使うのがおすすめです。濃度が高いアルカリ性の洗剤だと、頑固な油汚れも溶かして落ちやすくしてくれます。

アルカリ性の洗剤を使用する際は、ゴム手袋を着用して手に触れないように注意しましょう。人間の肌は弱酸性の性質を持っているため、濃度の高いアルカリ性の洗剤が付着すると肌荒れの原因になります。

床の油汚れ

飲食店の床がベタベタするのは、油汚れに加えて食べ物の細かなカスやホコリなど複数の汚れが含まれます。食べ物のカスは、そのままにしておくと悪臭が発生したり、害虫を寄せ付けたりする原因になります。カビや細菌の温床にもなり不衛生な環境となってしまうため、日々の掃除でしっかり汚れを取り除く必要があります。

床の油汚れを落とすには、まず床に落ちているゴミをホウキで隈なく掃き摂ります。その後、油汚れ用の洗剤を床にまいてデッキブラシでこすり、ベタベタとした汚れを落としていきます。頑固な汚れには強力な洗剤を直接スプレーし、キッチンペーパーを乗せてパックのようにすると油が分解されて落としやすくなります。汚れが落ちたら流水ですすぎ、スクイジーで水気を切ります。水気が残っていると足元が滑りやすくなり危険なので、しっかりと乾かしましょう。洗剤の匂いが気にならなくなるまで換気を行えば完了です。

不快な油汚れをスッキリ!

今回は、飲食店の不快な油汚れを落とす方法についてご紹介しました。油汚れをスッキリ落とすためには、汚れの性質を理解して、適したアイテムを使って掃除することが大切です。床の油汚れは、床の素材によって掃除の手間が変わってきます。水気に弱い床材だと油汚れがついてもブラシでゴシゴシ洗えないため、油をよく使う飲食店には不向きでしょう。使える洗剤も床材によって異なるため、床材との相性もチェックが必要です。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。