COLUMNコラム

学生アルバイトの卒業シーズンに向けて今やるべきこと

飲食店にとって、学生アルバイトは強い味方。主な戦力となっている飲食店も多いのではないでしょうか。しかし学生アルバイトを雇う上で避けられない問題が、卒業による入れ替わり。経験豊富なアルバイトが抜けてピンチになる前に、今から手を打っておきたいですよね。そこで今回は、卒業シーズンに向けて今やるべき対策についてご紹介します。

お疲れ様会を開催する

卒業により退職するスタッフへの感謝の気持ちを込めて、残るスタッフも交えて「お疲れ様会」を開催しましょう。お疲れ様会を開催することで、今後の人材募集の面でもメリットがあります。

お疲れ様会でのコミュニケーションを通してチームの親交が深まると、お店への帰属意識が育まれ、人を紹介してもらいやすくなります。「友人や知り合いからの紹介」となると応募者の不安も和らぐため、長く続けてもらえる可能性も高いでしょう。

次期リーダーを早めに決める

複数の学生アルバイトが在籍しているお店では、「アルバイトリーダー」という役職を設けているところも多いでしょう。これまでアルバイトリーダーだった学生スタッフが卒業する場合、次期リーダーは早めに決めておくのがおすすめです。今のリーダーから次期リーダーへの引継ぎの期間をしっかり設けることで、新体制になってからも万全の状態で乗り切ることができます。

マニュアルの作成&見直し

残されたスタッフが、新しいスタッフと共にスムーズに新体制に移行するためには、「新しいスタッフをいかに早く戦力に育てるか」が重要です。とはいえ、慣れないメンバーで普段の営業をこなしながら、一から十まで細かく教えるのは至難の業です。今のスタッフでお店が回るうちに、分かりやすいマニュアルを作成して備えましょう。既にマニュアルがある場合も、「暗黙の了解」で記載していないことはないか、変更点はないかなど今一度確認をしておくと安心です。

卒業シーズンに今から備えよう

今回は、卒業シーズンに向けて今やるべき対策についてご紹介しました。共に頑張ってきた学生アルバイトが卒業することは、お店にとって大きな痛手。残されたスタッフも不安な気持ちになりがちです。卒業するスタッフも残されたスタッフも安心して新たな春を迎えられるよう、今からできる対策に取り組んでおきましょう。

クリアデザインは、設計から施工までを一貫して請け負う店舗設計事務所です。「人間中心設計」をコンセプトに、オーナー様の夢やこだわりを叶えつつも、飲食店としても機能性や社会性なども兼ね備えた設計プランをご提案しています。無料でご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。